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国道263号線沿いに謎の岩 県内最大の「磨崖碑」とは
2017年、佐賀市大和町で県内最大の「磨崖碑(まがいひ)」が見つかりました。一体誰が作ったのか?何の目的があったのか?その謎に迫ります。
近くで見ると、一つ一つの文字が大きく彫られているのが分かります。
磨崖碑には「南無大悲観世音菩薩」と彫られており、観音様を表しているそうです。台座には1674年(延宝2年)に彫られたと刻まれています。
磨崖碑には「南無大悲観世音菩薩」と彫られており、観音様を表しているそうです。台座には1674年(延宝2年)に彫られたと刻まれています。
記録によると、1673年(延宝元年)6月頃に「肥前 洪水」と佐賀県が水害で被害を受けていることが記されているそうです。
磨崖碑があるのは嘉瀬川がちょうどカーブしたところなので、氾濫したときはこのカーブで勢いが止まるよう、災害防止を祈って民衆が建てたのでは、と言われています。
磨崖碑があるのは嘉瀬川がちょうどカーブしたところなので、氾濫したときはこのカーブで勢いが止まるよう、災害防止を祈って民衆が建てたのでは、と言われています。
巨石と言えば…
「巨石」と聞いて思い浮かぶのが、巨石パーク。
10メートル級の巨石がゴロゴロと点在する場所です。実は江戸時代よりはるか昔、奈良時代から巨石信仰があったとされ当時の文献にも巨石群の記録が。「川上に巨石あり」という記述もあったそうです。
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