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2022.05.31

“家庭でも学校でもない第三の居場所” 多世代交流スペース「居場所そら」

今回は、佐賀市内に2022年4月にオープンした誰でも利用できる多世代交流スペース「居場所そら」をご紹介します!
子どもたちにとって“家庭でも学校でもない第三の居場所”、そして、地域の皆さんにとっての”寄りどころ”でもあるんです。遊ぶ・学ぶ・食べる・集うが楽しめる場所はどんなところなのでしょうか…!

居場所そら

「居場所そら」は、日本財団が全国で支援している事業で、県内で5カ所目、佐賀市では初の拠点になります。

 

 

佐賀市唐人2丁目TOJIN館

開所曜日:月・水・金(15時~18時)
対 象 者 :どなたでも利用OK!(利用料 無料)

居場所そらはどういった施設ですか?

【居場所そら 責任者 内川実佐子さん】
「遊ぶ・学ぶ・食べる・集う」多世代交流スペースとして開所しました。

どんな人がどんな風に利用していますか?

中学生は勉強するために、小学生はお菓子をめあてに遊びに来ます。

コミュニティーカフェ(1階)

仕事や、ママさんたちや地域の高齢者の方々との交流の場として利用できます。

授乳室おむつ替えスペース

そして1階には、小さなお子さん連れのママさん達がゆっくり過ごせるように、授乳室もあります。

広々としたバリアフリーのトイレ

高齢者の方や車いすの方も安心して使えるようにバリアフリーとなっています。

また、居場所そらに来てくれる子ども達のための入り口として「おかえり!」とスタッフが声をかけ、2階へ案内するようになっています。
ダイニングキッチン(2階)

2階はシェアオフィスになっており、そこを通り抜けるとダイニングキッチンがあります。こちらではママさんスタッフが、無料でおにぎりやスープを作ってくれます。お米は寄付でいただいたもので開所時間に合わせて炊き、ママさんスタッフが1つ1つラップで包み握ります。おにぎりは週に3日くる子どもたちにも飽きがこないように、味は日替わりになっています。

和室(2階)

机や本があるので勉強や読書、友達同士でおしゃべりをしたり、寝っ転がってゴロゴロできる部屋もあります。

居場所そらを利用してどうですか?

「集中しやすい。ほかの友達とか小さな子とかも来るから、みんなで遊べるのがすごく楽しい」
「家ではあんまり集中できないので、すごくいいと思います」

学校帰りに寄れる場所があることをどう思う?

「とってもいいと思うし、家に親がいないところとか、ここだとスタッフとかも遊んでくれるので寂しくない。勉強がわからない時も聞いたりできるからそこがいいと思う」

プレイルーム(3階)

三方を窓ガラスに囲まれた全天候型の部屋。雨の日も子ども達はのびのびと遊ぶことができます。

今後は大学生を招き、小中学生と一緒にできるeスポーツなど様々な取り組みを行う予定だそうです。

利用しようと思ったきっかけは?
「子どもを連れてきやすいというのが一番のきっかけ」

利用されてみていかがですか?
「みなさん親切できやすい雰囲気があるのでとてもいいと思う」

今後はどのように広がってほしいですか?

【居場所そら責任者 内川さん】
「地域の方に愛されて、子ども達が佐賀に住んで良かったなって思うような居場所にしていけたらなと思っている」と仰っていました。

子どもたちを出迎える1階のフリースペース・エルテラスは、2022年6月いっぱい無料解放中です。気軽に立ち寄ってもらえるように飲み物なども準備されて、支払いは募金という形になっています。高齢者の方や小さなお子さんのいるママさんたちも気軽に行ける場所になっています。

居場所そらですが、佐賀市の中央大通り沿い“唐人町まちかど広場”のすぐ側にあります。

住所は、佐賀市唐人2丁目TOJIN館
開所曜日は月曜・水曜・金曜の3日間。開所時間は、15時~18時までです。
対象者は、子どもから大人までだれでも利用可能で、利用料は無料です。

おにぎりやインスタントスープ、お菓子など軽食も用意してありますよ。詳しくは「居場所そら」にお問い合わせください。TEL:080-4465-3524

【2022年5月30日放送 かちかちPress こそだてハグミィより】
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