2021年2月
番組審議会だより(2021年2月)
令和3年2月25日開催
出席委員
中村副委員長 竹井委員 桑原委員 古川久美子委員 小柳委員 山口委員
審議番組
2021リスタート
も~っと新しい佐賀
2021年1月2日(土)12:00~13:00
番組概要
コロナ禍で始まった2021年。自粛生活の中ではありますが、佐賀で新たなチャレンジも生まれています。1年の始まりにあたり、“今年の主役”になりそうな人や出来事を「リスタート」をテーマに紹介しました。
実施できるかどうかが注目されていますが、今年は何といっても、東京オリンピック・パラリンピックです。佐賀を拠点に活動する車いすテニスの大谷桃子さんは、去年全仏オープンで準優勝。世界の舞台で結果を出し、メダル候補として注目されています。オリンピックに比べると、なじみが薄いパラリンピックですが、大谷さんの活躍をきっかけに多くの人が関心を持ってもらえればと考えています。アスリートの素顔や苦悩などをお伝えすることで、大谷さんの応援団が増え、県民の皆さんにパラリンピックをより楽しんでもらいたいと思います。
また、コロナ禍から生まれたチャレンジもあります。「オンライン」を活用した情報発信に、結婚式も。外食自粛の影響で、需要が減った佐賀牛は、「おうちでも楽しんで」と、家庭や贈答向けの戦略で活路を見出そうとしています。
「万年少年」と言い切るのは、有田町の陶芸家・井上萬二さん91歳。去年は「コロナは蔓延するし、息子の不慮の死。今までで一番悪い年だった」と振り返ります。3月で92歳。常に前向きな井上さん、新型コロナが収束すると、すぐにやりたいことがあるそうです。
このほか、新しい移動通信5Gがいよいよ本格的に佐賀にやってきます。5G時代はどんな世界になるのか、まだまだイメージがわきませんが、ちょっとだけお見せします。プロバスケットボールチーム、佐賀バルーナーズは発足から3年という若いチームで、サガン鳥栖に比べると、認知度はまだまだ。しかし、国内リーグ最高峰のB1昇格も見えてきました。今年、もっともっと、みなさんに応援してほしいプロチームの一つです。
丑年の今年、佐賀の話題を「ぎゅーっ」と詰め込んだ1時間番組です。サガテレビはこの1年間、こうした話題に注目しながら、より分かりやすく、より早く情報をお伝えします。
議事概要
事務局長よりあいさつの後、番組制作を担当した報道部峰松氏より番組概要が説明された。その後、番組を視聴し、中村副委員長の議事進行により、参加各委員の意見の陳述、および質問が行われ、質問に対して番組プロデューサー等からの説明が行われた。審議終了後、事務局長より配布資料の説明を行った。最後に次回開催日時と審議内容について説明して閉会となった。
委員の意見概要
●コロナを機に時代が変わっていることを改めて考えさせられた。
●技術の進歩の必要性と相反する人と人のつながりの重要性など様々なことを考えさせられる番組だった。
●1時間の番組としては盛り沢山であったものの、ちょっと欲張りすぎたかなという風に感じた。
●コロナ禍だからこそ新しいことのヒントをもらえたし、勉強になった。
●テロップの言葉の意味がわからない部分があったり、気難しい表現があったりしたのが気になった。
●食レポに関して出演者の方には美しい食べ方を意識してほしい。
●井上萬二さんのコーナーに関しては見るものすべての人の力になるのではと思った。だからこそ、次の世代へのつながり、絆など世代間をテーマにした番組を見たいと感じた。
●非常にバラエティに富んだ番組でよくまとまっていた。
●今年一年サガテレビが注目しているものが何なのかがよくわかる番組だった。
●リスタートというテーマが、コロナからのリスタートなのか、個人のリスタートなのか、〇〇からのリスタートというものが統一されていなかったので、途中から何の番組なのかがよくわからなくなってしまった。
●報道特番というタイトルとは異なり、報道の色がみえなかった。報道特番として避けて通れないテーマを入れて欲しかったし、それがなかったからこそ核がないような気がした。
●正月の番組だからだったのかもしれないが、もっと冒険的なつくりでもよかったのかなという気がした。
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