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2022.07.14

消防や防災について体験を通して学べる施設「防災学習広場」

地震や水害の時にどうすれば良いのか…体験を通して防災を学ぼうということで体験してきました。

佐賀広域消防局

佐賀市兵庫北

こちら佐賀広域消防局は、2021年5月にリニューアルしました。

防災学習広場

リニューアルの際に、防災学習広場という消防や防災について体験を通して学べる施設が出来たんです。

佐賀広域消防局 山田さん「この施設は、体験していただくことで実際に災害が起きたときにどう備えれば良いかを学ぶ施設です」

早速、体験してみることに!

泥水歩行体験

ボールを泥水に見立てて、豪雨などで冠水したときの歩行を体験できるコーナー

ボールがあるのでとても歩きにくく、実際の水害時は危ないものが下に落ちている可能性があるので気をつけながら歩くよう注意することが必要です。また、急に深くなる場所もあり、踏ん張りがきかなくなります。
泥水時の注意点①

下の状況を確かめられる杖などがあると便利

泥水時の注意点➁

長靴は水が入って歩けなくなるので、スニーカーなど歩きやすい靴が良い

泥水時の注意点③

マンホールやクリークがある場所などを事前に確認。避難場所とそこまでの道のりもチェックしておきましょう。

地震体験コーナー

臨場感のあるシミュレーターを使って、震度3から震度7までの地震を体験できます。

  • 震度3  家の中
  • 震度5強 屋外
  • 震度7  家の中
  • 震度7  熊本地震
  • 震度7  東日本大震災
震度7(熊本地震)を体験

リポーター「立っていられないほどの強さ!命の危険を感じます。思っていた以上の揺れで、実際、地震が本当に起きたら自分はどうするんだろうと思いますね」

佐賀広域消防局 山田さんは「佐賀でも大規模な地震が起きる可能性は十分ありますので、日頃の備えが大切かと思います」と仰っていました。
地震直後の避難体験

地震が起きた直後の家の中の様子を表した場所

下には散乱したお皿のシートが張ってあります。このように危険が潜んでいるのを見て、地震に備えるために何が必要なのかを考えていきます。
食器棚が開かないようにしておく

開かないように鍵をかけるなどして開かないようにしておくことが必要です。

食器棚が倒れないように金具などで固定

家具が地震で揺れて倒れないためにも、金具等で固定して設置することが必要です。

割れた食器を踏まないようスリッパを用意

家の中では裸足で歩くことが多いと思うので、スリッパの準備をしておきましょう。

夜間の災害に備えて身近な場所にライトを!

夜に地震が起きた場合には、暗くて見えないため携帯ライトや携帯についているライトを身近なところに常に置いておきましょう。


佐賀広域消防局 防災体験

定員:1人4組(1組10人まで) 休館:土・祝

問い合わせ:0952-30-0111

※無料

他にもVRゴーグルを使った消火体験などもできます。

【2022年7月12日放送 かちかちPress これってニューっす!より】
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