佐賀県立美術館

今回やってきたのは佐賀市城内の佐賀県立美術館

この夏、県立博物館・県立美術館で楽しく学べる体験型の講座”夏休み子どもミュージアム”と題して、様々なイベントを開催します。

美術館の裏側を見る探検ツアーに参加！

普段は見ることが出来ない、美術品を保管する「収蔵庫」を見ることができました！県立美術館には、この他にも収蔵庫があって、お宝を保管しています。

「ひだまり」 ラファエル・コラン

さっそく、収蔵庫から出てきたのは、フランスの画家　ラファエル・コランの「ひだまり」という作品。130年近く前の絵なんです。

この絵について一緒に考察をしていきます

学芸員さん「この絵のどういうところが好きですか？」

参加者「中に入っていけそうな感じ」

学芸員さん「中に入って歩けそうな感じがしますね。これはどこでしょうね？女性が読書をしていますけど、自分の家の庭かもしれないね」

学芸員さん「季節はいつ頃かな？」

参加者「春！」

学芸員さん「緑が鮮やかであること、木漏れ日などそういうところから春から夏の始めの季節じゃないかと思いますね」

10分経っていないのに、これだけ沢山の情報が読み取れるんです。

また、絵の裏面も見ることができ、そこから読み取れる情報もあるんです。「どの国から来ているのか」「何年前のものなのか」「絵の健康状態は？」など、学芸員の野中さんが丁寧に説明。とっても興味深いお話でした。

親子でアートに触れる良さは？

そんな、みんなが興味を持てるように、分かりやすく解説する学芸員さんにお話を伺いました。
学芸員さん「子どもも保護者も興味を持ってアートを見て、美術館で体験した事をお互いに話し合える。家族間でアートについて、文化についての会話をどんどんやって頂きたいと思います」