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2022.08.13

アツい夏に心の不調!?夏場の抑うつ症状

暑い夏に心の不調!?

佐賀市の「のぐちクリニック」の心療内科医の野口慶先生にお話をお聞きしました。

近年、夏場の抑うつ症状の受信は増えているそうです。


夏に心の不調とは?

季節性感情障害という病気があり、一般的には秋から冬の「冬季うつ病」が知られているが、6月~9月の夏場に抑うつ症状が現れる「夏季うつ病」も増加傾向にあるそうです。

症状は?

夏バテの症状に似ているそうですが、【睡眠障害】【食欲不振】【倦怠感】の3つの症状があるそうです。

夏バテとの違い

明確なストレスの原因がないのに、【落ち込む 意欲低下】【漠然とした憂うつ・不安】
これらの症状が2週間以上続きます。

夏季うつ病の原因
  • 強烈な日差しによるストレス
  • 高温多湿による疲労の蓄積
  • 屋内外の急激な温度差
  • 偏った食生活

これらが複合的に影響

夏季うつ病の対策
  • 日差しをさける
  • エアコンの使用
  • 体温調節
  • バランスのいい食事

うつ病には、日の光を浴びたほうがいいイメージがありますが、日差しが強すぎると逆に気を付けなければなりません。
「冬季うつ病」は日光を浴びすぎないことで発症することがわかっていて、日光を浴びる治療をします。なので「日光が悪い」という訳ではなく"浴びすぎも良し悪し"です。

心身の不調のサインはご覧の通りです。
左半分が精神的な症状。右半分が肉体的な症状。
精神的、肉体的な症状が両方あるかたは要注意だそうです。

夏季うつ病対策の食事とは?

夏場は口当たりがいい食べ物・あっさりした食べ物を食べがちになり、栄養が偏ってしまうことがあります。
栄養が偏ることによってセロトニンが不足し、精神的な不調をきたします。
セロトニンの原料となるビタミンB6やトリプトファンを摂るように心がけるといいかもしれません。そのようなセロトニンの原料を多く含む食べ物は画像にのっている食べ物などです。

※セロトニン・・・精神安定を促す脳内の神経伝達物質

どんなに食欲・時間がないときでも
バナナ牛乳だけは摂取するように心がけるといいかもしれません。

夏季うつ病のヘルシーヒント
  • 「夏にうつ」という心構えも
  • 日差しや高温を避けましょう
  • 食欲がなくても「バナナと牛乳」
【2022年8月10日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】
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