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2022.08.25

あの日へ時間旅行 1973年に始まった「海洋温度差発電」

あの日へ時間旅行

サガテレビに残るアーカイブ映像から、当時の佐賀の様子をご紹介いたします。
テーマは「考え続ける 人の営み 自然の営み」
まずは、再生可能エネルギー。世界的にも注目されている再生可能エネルギー。
海水の温度差を利用した発電システム「海洋温度差発電」というものがあるが、これをずっと前から研究しているのが佐賀大学なんです。

海水を使った発電技術

海洋温度差発電

佐賀大学で研究が進められている

水より温かい温度で蒸発するアンモニアを海の表面近くの温かい海水で蒸気にしてタービンを回し発電する

1973年 佐賀大学で海水温度差発電の研究開始
1980年 伊万里市に実験所を設置
90年代に原油価格が急落 諸外国では相次いで研究が中止していく中、佐賀大学では継続して研究が進められた
1994年 新システムの特別設備を新設
クリーンエネルギーの実用化に大きく前進した
2003年「海洋エネルギー研究センター」完成

2013年 実用化に大きく前進し、沖縄県の久米島にあらたな実験施設が完成

世界初24時間発電の実証実験がスタート
新たなエネルギー社会の創出にまた一歩前進した

【2022年8月23日放送 かちかちPress あの日へ時間旅行より】
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