こんにちは！原竹凌太朗です。

今月19、20日と広島に行ってきました。
と言っても遊びではなく研修で。
同じフジ系列のテレビ新広島に日本中の若手記者が集まる、戦争や原爆に関する若手記者向けの研修会に参加し、戦争に関する現状や被爆者の方から体験談を聞きました。

話を聞いた後は原爆資料館へ。
平和記念公園は整備が行き届いていて、美しく管理されている一方、昔から広島に住んでいる方に話を伺うと、昔は出店や子供が遊ぶ姿が多く見られてにぎやかだったと懐かしんでいらっしゃいました。
平和を願う公園が、いわゆる聖域化しつつあるのではないか。
また、戦後77年を迎え、戦争の語り部が少なくなっていることや、戦争経験者への一種の気遣いなどから、現代は戦争の話を「タブー」と感じ、伝えることに対してネガティブになっているところがあるのではと感じました。

元々、佐賀の魅力を県内、全国に伝えたいと入社した私ですが、今回の研修でそれだけではなく、戦争や災害の記憶、記録を後世に伝えてゆくこともテレビ局で働くものとして大事だと強く再認識できた研修でした。