動脈硬化とは

血管が年齢と共に硬くなり、もろくなっていくこと

【プラーク】
コレステロールや脂肪からできた粥状の物質
【血栓】
血のかたまり

プラークが破綻してしまうと、そこに血のかたまりがベタベタくっついてきて、血栓ができてしまいます。そのような事が急激に起きてしまうと、命にかかわるような心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。これがよくない血管の状態です。

ヒトは血管とともに老いる

100年前にアメリカの医学者 オスラー博士 (William Osler:1849～1919)の名言
生まれたての0歳が一番いい状態ということです。

10歳前後から動脈硬化性の変化が出現

30歳代では本格的な動脈硬化が認められる

動脈硬化が若いころから進み、20歳代・30歳代で心筋梗塞をおこすこともある

全身の血管の長さは？

動脈・静脈・毛細血管を全て繋ぎ合わせた場合
なんと③の約10万㎞(地球2周半) もあります。

全身の血管 (動脈・静脈・毛細血管)

【長さ】　約10万キロメートル
【重さ】　最大の臓器「肝臓」と同じくらい
【面積】　テニスコート6～7面

このような理由から人体最大の臓器と言っても過言ではない。

血管年齢が高くなる傾向にある人

• 食生活が乱れがち
• 運動不足
• 喫煙する

食生活の乱れ

• インスタント食品が多い
• 揚げものが多い
• 甘いものを取り過ぎている
• 野菜が不足している
• 減塩ができていない

ヘルシーヒント

• 血管は年齢とともに硬くもろくなっている
• 全身に張り巡らされた血管は約10万㎞
• 大きな改善は見込めないのでまずは予防