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2022.10.02

乗っても割れないガラス!?佐賀のものづくりに触れるツアー「ものすごTOUR」

今回のテーマは「ものづくりに触れるツアー」
"ものづくり"と聞いて、焼物・家具・和紙だったり佐賀で思い浮かぶところはたくさんありますよね。
佐賀のものづくりは元を辿れば、江戸時代の蒸気船や大砲作りとなど、ものづくりの最先端でした。
そんなものづくりに現在も取り組む県内の企業を訪問して、製造現場の体験・見学が「ものスゴTOUR」というものが開催されるということで、その中の一つの企業を訪問してきました。
神埼市にある「浜新硝子株式会社 佐賀工場」
創業は1963年。
近い距離で取材をしても、全く気が散ることなくすごく丁寧に仕事をされています。
自慢は「強化ガラス」だそうです。

どれほど強いか確かめるためにガラスの上に乗ってみましたが割れませんでした。

通常の板ガラスを加工して3~5倍の強度に!割れたことがないそうです。


強化ガラスを作っている場所に移動してきました。
この機械が強化ガラスに加工する装置「強化炉」です。
これは、"加工される前のガラス"です。

加工される前のガラスを、600~690℃の高温にくぐらせたのち"急冷"し強化ガラスに加工します。
ガラスの表面と内部の温度差が"応力"(外側からの力を跳ね返す力)を生む。

浜新硝子の強化炉は5.1m × 2.4mで、設備としては九州最大級
"大きい強化ガラス"を作れるのは九州では"浜新硝子だけ"だそうです。
ここが冷却をする場所だそうです。
ここで約40℃まで冷やしています。風が出てきますがドライヤーのように熱い風がきます。

"強化ガラス"の用途は?
耐震対策された建物や、コンビニのホットケース・栄養ドリンクの容器などに使用されています。

浜新硝子では、ガラスを料理に見立てて、様々な加工を施して提供しているそうです。
布や和紙を挟み込んだ加工
デザイン性に富んだもの
複数の加工を組み合わせて作ったデザイン性があるガラスも制作して、オフィスや住宅などを彩る建材量として幅広く活用されています。

ガラスに絵を描くワークショップ体験

用意されたのはガラスとカラーペン。
スタッフさんのアドバイスを聞きながら思い思いのアートフレームを製作する体験もできます。

完成したのはこちら!
平川アナをモチーフに作りました。


「ものスゴTOUR」で感じてほしいこと

ガラスは普段の生活であまり意識するものではないと思うので、もっと身近なものに感じていただければ嬉しいなと思います。


「ものスゴTOUR」は専用のサイト内から応募できます。
ものスゴTOUR

申込締切 : 2022年 10月16日(日)
検索 : ものスゴTOUR
開催企業と日程はご覧の通りです。
参加費は無料
業種も様々で、和紙からプログラミングまであります。どのツアーもお子さんも楽しめる内容となっております。

【2022年9月29日放送 かちかちPress サガらぼより】
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