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2022.10.17

江北町のカンカン石と座禅石

カンカン石(江北町指定文化財)

こちらの石を石で叩くと…

カーン、カーンと金属音のような、良い音が響きます。

なぜ、カーンカーンと音がするのでしょうか?
 

説明していただくのは、江北町郷土研究会会長の本村さん。

金槌で叩くともっといい音が出るとのことで、叩いてみるともっと甲高い音が響くようになりました。

このカンカン石は、サヌカイトと呼ばれ多くの磁鉄鉱を含むためカンカン音がなるそうです。

今から450年前、ここは島原の有馬氏と小城の千葉氏と佐賀の龍造寺氏の激戦地帯でした。
そこに青木門人という侍がいましたが、戦いに敗れてしまいました。奥さんは妊娠していて、青木門人は「おまえを後で救いにいくから、この洞穴に入っとけ」と洞穴へ逃げ、大きな石でふたをしました。その大きな石というのが、このカンカン石なんだそうです。

歴史あるお寺の座禅石

龍澤寺(江北町山口5162)

住職の杉山さんは37代目!

816年建立。座禅の教えを大切にしているそうです。

今回、その石というのがなんと150m上にあるということで登ることに。

道がとてもキツく、狭いため大変な道になります。

のぼり旗付近に来ると、手すりすぐには、崖になっている道があるため注意が必要です。

150m登った先には、美しい江北町の景色が見えました。

十六羅漢像

江北町指定文化財

座禅石(江北町指定文化財)

ちょうど人間が座禅を組んでちょうど良い幅になっています。
座禅を組むと、とてもスッキリします。
いろんな方が座ったとされる石は、エネルギーを感じさせます。

【2022年10月12日放送 かちかちPress 波田陽区のさがんまち珍道中より】
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