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ピックアップ

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2022.10.17

こだわりの干物!1日8トン製造する「株式会社 ヨシムラ」

唐津市にある「株式会社 ヨシムラ」
20種類以上の魚を加工、1日8トンの干物を製造しています。
銀鱈みりん

秘伝のみりんに漬けこまれた銀鱈みりん。
1番の人気商品です。1日7000キレ以上が作られ、日本だけではなくアメリカや香港などに出荷されています。


冷凍庫は-25℃で寒いです。

1トンの箱には魚がたくさん入っています。
これらは全て1日で加工されます。

「株式会社 ヨシムラ」では、旬の魚を旬の時期に買って、瞬間冷凍させて年間保管しているので、1年中おいしい干物を作られます

解凍

まず、凍っている魚をゆっくりと水で解凍していきます。


魚の開き

解凍された魚を開く機械です。

開きの機械にどんどん魚が吸い込まれています。
機械で魚を開いたあとは、加工員が内臓処理を手作業で丁寧に行っています。

続いて大きな機械にやってきました。
洗う

大きな機械で行っています。

塩漬け

大きな機械で行っています。
すべて機械が管理しているので、ずっと安定しておいしい干物がお客さんに届けられます。


みりんを作っている機械です。
みりんは30年間継ぎ足しで作っているので、みりんを始めた当初からベースの味を変えずに味を守り続けています。
漬け込むことでうま味成分が出て、継ぎ足すことで凝縮していっています。

漬け込み

魚を秘伝のみりんに漬け込んでいます。

中には大量の魚が入っています。
この量が1日で仕上がって全国に出荷されます。

乾燥

漬け込んだあと、こちらの丸い機械で乾燥させています。
くるくる回して効率良く乾燥させています。

スパイラル乾燥ライン

約70分で乾燥をさせる。
水分をとりつつ、魚のうま味を逃がさない。

乾燥された干物は、1度冷凍してから出荷します。

実際にいただきました

タレも凝縮して うま味がつまっていておいしいです。
とにかく身にしっかり脂がのっていて、身がホクホクです。

干物のおいしさの秘密

社長自ら魚を選んでいるそうです。
魚の目利きは年月を要するので、こだわった魚を買って干物にしています。


おいしい干物を見分けるポイントは?

魚のおなかを見ることです。
おなかの白い部分が脂です。白いと脂がのっておいしいですよ。ということだそうです。

干物は、敷居が高い感じがして、食べにくいイメージがあるかもしれません。しかし焼くだけで簡単に食べられ、手間暇がかからないので、もっと若い方に食べていただけたらうれしいそうです。

「株式会社 ヨシムラ」の干物は福岡や佐賀のスーパーなどで販売されています。
気になる方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

【2022年10月13日放送 かちかちPress 工場walkerより】
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