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2022.12.17

美味しいすりごまの秘密に迫る!「大幸食品」

今回伺ったのは、佐賀市諸富町にある「大幸食品株式会社」
大幸食品

こちらでは「すりごま」を製造しています。

大幸のすりごまの特徴は、豊かな香り!

一日の生産量は約3000袋

すりたてをお届けするため、つくり置きはしないスタイルなんだそう!
こちらで製造しているのは、甘みや香ばしさが強い「白ごま」と、よりごまの風味が強い「黒ごま」の2種類!

今回は「白ごま」のすりごまができる過程を追いかけます!

原料 洗いごま

収穫したごまを、何工程もかけて水洗いし、乾燥したもの

粉塵機で細かい塵やゴミを取り除く

洗いごまに残った細かいチリやごみを取り除くために、粉塵機で最終チェックを行っています。

吸い込まれていったごまに残った塵とゴミを粉塵機で吹き飛ばしています。

こんなに小さな粒たちが、移動しているのが見えます!

そして、キレイになったごまたちが出てきます。

出てくるごまは、とってもサラサラです!

お次は「焙煎」の工程へ

大幸のごまは直火焙煎!

洗いごまは、窯の中で焙煎され「いりごま」に!

大幸のごまは、創業当時より「直火焙煎」というこだわりの製法でゴマを焙煎しています。窯の下に火があるそうです。

「いりごま」

焙煎して出来たのが「いりごま」
香ばしい香りがします!ほんのり色づいています。

ごまの香りを最大限にいかす煎り加減は”やや深煎り”なんだそうです。

香り成分・旨味成分は皮に!

皮をじっくり焼くことで美味しいごまが出来上がります。

皮を熱すると香りが強くなりますが、熱しすぎると苦みが出てしまいます。

気温・湿度に合わせ 職人が調整!

その日の気温・湿度に合わせて熟練の職人さんが調整して、美味しいごまを作っていたんです。

焙煎したごまを一斗缶へ

一斗缶の中で二次焙煎

焙煎したごまは熱々なので、一斗缶の中に入れてじっくり時間をかけて冷やして、二次焙煎していきます。

二次焙煎

焙煎時の熱を利用し、1日~2日寝かせる。

これをすることで、甘みと旨味を引き立てます。

焙煎機に入るタイミング

焙煎機に入るタイミングによって、最初に入ったものはやや浅煎り、最後に入ったものはやや深煎りなど、煎り加減に差が出るそう。

煎り加減が異なるごまをブレンドしバランスをとる

そのため、二次焙煎が終わり、次の工程に移る際、煎り加減の異なるごまをブレンドしてバランスを取っているんです。

これからいよいよ「すりごま」の形に…!

杵つき製法で「つく」

通常、すりごまをつくるときはすり鉢などですりますが、大幸食品では、餅つきのように「つく」ことで、油分が染み出し豊かな風味になります!

つき具合が違う!

2つあるのにも理由があります。
つき具合を変えており、香りが長続きし、食感も美味しい旨味になります。

つき具合が違うすりごまをブレンドし、食感を整え香りを持続させる。

できたてのすりごまを試食させていただきました!

香りが本当にすごく、食べてとても幸せになるんだそうです。

袋詰めの工程へ

ごまは酸化に弱い!

完成したすりごまは計量され、袋付めされていきます。

ごまの品質を落とさないため、大幸食品ではパッケージの素材にもこだわって「アルミ製」の素材を使い空気に触れないようにしています。

酸化すると味や香りが落ちてしまって嫌な臭いが発生してしまうからだそう。

取締役 山浦さん「美味しいごまを食べて、皆さんに健康になってほしいという想いを込めて毎日製造しておりますので、是非よろしくお願いします」

大幸のすりごまをご購入の際はお電話(0120-77-5083)にてお問い合わせいただくか、大幸食品のウェブサイトをご覧ください!

【2022年12月15日放送 かちかちPress 工場walkerより】

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