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"水の都"に春の足音「柳川雛祭りさげもんめぐり」
さげもん
柳川では「さげもん」と呼ばれており、始まりは江戸時代末期と言われています。
昔から地元のひな祭りでは、多くのお宅でひな人形ととともに、この「さげもん」を吊るして、女の子の健康と幸せを願うそうです。
そんな「さげもん」とひな人形が柳川の街を彩るイベントが2月10日から開催。
2023 柳川雛祭り さげもんめぐり
2023年は2月11日(祝・土)~4月3日(月)
水郷・柳川に春の息吹を感じさせる「柳川雛祭りさげもんめぐり」
2023年で29回目を迎えます。
「提供:柳川市観光協会」
“日本三大吊るしびな”の1つと言われる「さげもん」と、ひな人形の色鮮やかなコラボレーションは、夢の世界のよう。
このようなスポットが柳川市内に30カ所設けられ、例年15万人もの観光客を魅了するイベントとなっています。
「提供:柳川市観光協会」
古民家 北島 福岡県柳川市稲荷町101
「さげもんパーク」から100mほどにある、こちらの建物は築100年以上になる建物で、普段は一般のお宅の客間なんです。
イベント期間中だけギャラリーとして見学できます。
玄関から雛飾りがお出迎えをしてくれます。
中に入ると想像を超える、さげもんと、ひな人形の数です。
ひな壇が7セット、さげもんが30さげ程、小物は数えきれない程あるそうです。
今回で飾り始めて17年目になり、始まりはこじんまりとした飾りだったのですが、親戚や友人などが飾ってほしいと譲り受けたもので10年かけてこれだけの規模になったそうです。
柳川の「さげもん」にはルールが!
「柳川さげもん」の特徴
- 飾り付けをした竹の輪っかに、7個×7列=49個の縁起物
- そして中央に、「柳川まり」が2つあるので、49個(小物)+2個(まり)=合計51個で構成
- 江戸時代後期に「人生50年」と言われていた時代に、1年でも長生きしてもらいたいという願いが込められている
また、その1つ1つの小物には27種類のモチーフで構成されており、それぞれに意味があります。
【2023年2月10日放送 かちかちPress LIVE金5時より】
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