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ピックアップ

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2023.02.28

SDGsに加工食品を製造!「白石缶詰工場」

白石町にある「白石缶詰工場」
地元食材のレンコンやタケノコ、山菜や豚汁の具を加工して全国に出荷しています。

白石名産 「レンコン」の製造現場に潜入します

以前は缶詰のラインがありましたが、今はレンコンのパックなどを作っているそうです。

生のレンコンの消費期限は2週間ほどです。
しかし、加工されたレンコンの消費期限は4か月ほどもつそうです。
冷蔵倉庫にやってきました。
土がついたままのレンコンがあります。鮮度を落とさないよに冷蔵で保管し、生産のラインのほうに流していくそうです。
こちらの工場ではレンコンを新鮮な状態で仕入れるために「農家さんが直接搬入」しています。白石缶詰と農家さんが契約することで、農家さんが安定してレンコンの生産に専念できます。そして一年を通してレンコンを"安定した価格で購入"できます。
洗浄

まずはレンコンについて泥をしっかりと洗浄していきます。

ふしの除去

ふしなどを除去する作業です。

塩漬け

ふし切りが終わって、再度洗われたレンコンが塩漬けのコンテナに落ちていきます。

塩漬けすることで、レンコンの保存性を高めます。色も徐々にレンコンの綺麗な色に仕上げていきます。レンコンはとてもデリケートなんです。
塩漬けしたレンコンを外で一週間ほど寝かせます。
一週間寝かせると、このような自然な色合いで、少ししんなりしたレンコンが仕上がっていきます。
皮むき

塩漬けが終わった後の作業です。

皮むきの後は、もう一回塩漬けします。
水煮

殺菌のために水で煮ていきます。

加熱しすぎるとレンコンがブヨブヨになります...触っただけで崩れていきます。
色にも影響が出て、赤色になったりするんだそうです。

袋詰め

最終段階です。

袋詰めのあとに、もう一度密封して熱処理を行います。
レンコンはデリケートなので、熱の温度や時間は難しいですが調整しながら密封した上で熱処理を行っていきます。
加工したばかりのレンコンをバター炒めにしていただきました。
レンコンのほっこりした感じと、食感がいいです。
社長さんは地元の生産者と共に、もっと佐賀のレンコン・加工品を日本全国に広めたい。とお話されていました。
規格外のレンコンの使い道は「筑前煮の具」になっています。

この記事は、規格外のレンコンを加工して使えるようにするということで、
SDGs17の目標のうち、12番目の「つくる責任 使う責任」に該当します。

【2023年2月23日放送 かちかちPress 工場walkerより】

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