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膜・鉄・技の3本柱!55年の歴史と技術「三研工業」
工場に潜入!
逆方向に曲げて溶接する
このように板を挟んでパイプを曲げます。
溶接によってパイプがどのくらい曲がるかを予測して、それとは逆向きに曲げて溶接することで仕上がりがまっすぐになるそうです!
この曲げ加減は、細かい計算式があるわけではなく、過去の経験で加減を行っているんです!
予め曲げて溶接したもの(左)と、そのまま溶接したもの(右)を見比べると一目瞭然!こんなにも違ってくるんです!
感覚的にどのくらい曲げたら良いかということをとらえている結果、まっすぐになっているというのは凄いことですよね。
なぜ操業用ミシンで縫い付けていくかというと、風に煽られるため強度が必要になるからです。ミシンだと糸を縫い付けているので、非常に強度が上がります。
このように部分ごとに機械を使い分けてシートの形をつくっているんですね!
シートをミシンで縫ったあとに実はもうひと工程こちらの作業が!
ミシンで縫う以上穴が空いてしまうため、そこから水が漏れだしてしまいます。
ミシンの縫い目の上に、熱で付けることができるテープを貼り「水漏れを防ぐ」ようにしています。
三研工業 井口さん 「当社は歴史が55年ありますので、培ってきた技術を活かして作っております。素直に真面目にテントを作っていきたいと日頃みんなで言っています。そこを明日も思いながら仕事を続けていきたいと思っています」
【2023年3月16日放送 かちかちPress 工場walkerより】
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