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ピックアップ

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2023.05.09

【小田井の今、佐賀にいます。】佐賀市久保田町「原田製樽所」全国でも約10件しかない製樽所で"酒樽作り"に挑戦!(前編)

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送します。

元純烈メンバーの 小田井涼平さん が佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験するコーナーです。


今回は長く続く伝統の技 鏡開き用酒樽づくりに挑戦します!

こちらが鏡開きなどで使われる酒樽です。

佐賀市久保田町にある「原田製樽所」。
製樽所は佐賀県にはここだけにしかなく、九州にも2件、全国でも約10件ほどしかないので、全国の酒造メーカーから注文が届くそうです。
中に入ると黙々と作業をしている音が聞こえます。
木のいい香りがします。
檜風呂のようないい匂いです。
職人さんが作業をされていました。

原田製樽所の【原田博史さん】です。
原田製樽所

大正元年(1912年)創業。今年で111年目。
博史さんは4代目を継承しています。

博史さんはなぜ跡を継いだ?

長く続く伝統をまもるため使命感があったからだそうです。


今は、樽の側面の板を削っていたそうです。

こちらが正直台という道具です。
かんなを埋め込んだ「正直台」で板の側面を削る作業を正直押しといいます。

正直台は「かんな」のアタッチメントのようなものです。
削った後も綺麗です。

樽の側面の板を整えたら組み立てます。
さきほどの正直押しは組み立て前の作業です。

こちらが完成形です。
材質はこだわりの奈良県産「吉野杉」を使用しています!

【吉野杉の特徴】

  1. 手入れが行き届いており節が少ない
  2. 年輪がよく詰まっている
  3. 香りがお酒によく合う
内側は隙間が一切ありません。
接着剤や釘は一切使用せず、竹で締めあげるだけで完成させています。
それだけではこぼれそうですが、こぼれないようにするのがだそうです。
板を一枚一枚角度を調整して削るため、隙間なくできています。

この角度は職人の勘で削っています。
板で360°一周させたときにピタッと収まるようにしています。

このコーナーは小田井さんの体験型エンタメですが、小田井さんは出来ない気がして心が折れています(笑)



小田井の今、佐賀にいます。

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送しています。
元純烈メンバーの小田井涼平さんが佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験します!

【2023年5月2日放送 かちかちPress 小田井の 今、佐賀にいます。より】

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