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佐賀の伝統菓子 逸口香のおいしさの秘密は?佐賀市の「あけぼの菓子舗」
まずは生地づくりから!
混ぜ加減によって食感が異なるため、食感を調整するため少しずつ混ぜます。
最初の段階で食感にまで影響が出てくるんです。
あけぼの菓子舗の逸口香は、昔ながらの噛み応えがある食感として仕上がるようにこねています。
次は餡(中身)をつくります
おもりがついていない方に 生地と餡をのせる
こちらは小野さんのおじいさんが手づくりした「はかり」の道具。
片方におもりがついており、平衡になれば計量完了。
釣り合っていなければ生地や餡の量を調節していきます。
餡を引くか、生地を引くなどはどんな感覚でやっているのか
下村さん「バーっと並べてみてみると、大きさが全然違うから上から見て、ちょっと小さいなと、大きいなとかでやっています」
今どきの量りを試してはみましたが、やっぱり昔ながらの道具が最適なんだそうです。
焼きたてを試食!
販売されている状態の逸口香をいただきました。
ショウガの香りが爽やかです。白の餡の甘さがほんのり来るためショウガのピリッ感や爽やかさが強調されます。
水飴のネトっとした感がクセになります。
逸口香は中に空洞があるのも特徴のひとつですが、この空洞は焼いて皮が膨らむときに溶けた餡が皮にくっついて固まることでできるんだそうです
佐賀市内に伝わる逸口香はあけぼの菓子舗さんのように薄めの形が多く、長崎県のは厚みがある丸い形、そしてその間の地域は中間位の厚みが多いんだそうで、地域ごとに違いを楽しむのもおもしろいかもしれませんね!
【2023年5月4日放送 かちかちPress 工場walkerより】
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