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2023.05.17

【小田井の今、佐賀にいます。】120年の歴史の"綺麗な虹色のガラス"作りに挑戦!佐賀市道祖元町「副島硝子工業(肥前びーどろ)」(前編)

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送します。

元純烈メンバーの 小田井涼平さん が佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験するコーナーです。


今回は、120年の歴史『肥前びーどろ』づくりに挑戦します!


佐賀市道祖元町にある 肥前びーどろ製造元 副島硝子工業株式会社 にお邪魔しました。

店内に入ってすぐに『吹きガラス』が目に飛び込んできました。
吹き竿を使って、息を吹いて作る製品です。
佐賀市重要無形文化財指定 肥前びーどろ

江戸時代末期に誕生した「佐賀ガラス」を副島硝子工業が
昭和期に「肥前びーどろ」の名で販売したものが定着しました。

宙吹き(ちゅうぶき)

ほとんどのびーどろの製法。
型を使わずに息を吹き込んで、宙空で成形する技法です。
同じ物が2つとできない、柔らかく滑らかな曲線が特徴です。

虹色シリーズ 1個 3630円

人気商品です。
オーロラチックで綺麗です。

ガラスの底には気泡が残っていて綺麗です。
他にもたくさんの商品が並んでいます。
副島硝子工業・・・

明治36年創業。伝統を守りつつ、県内唯一の「肥前びーどろ」工房として時代に合う商品を作り続けています。


工房へ行ってみます!

今回は『虹色(しずく型グラス)』の製造工程を見せていただきます。
1. 吹き竿に溶けたガラスを巻き付ける

最初の工程です。

2.色ガラスの粒をつける

粒粒が虹色の素になります。
粒はランダムに置いているため、1個ずつ色の入りが違います。

3.ガラスを冷やさないように温めつつ作業します

ガラスは出したすぐから冷めていきますので、温めながら作業します。

吹きガラスは温度との勝負です!
一瞬だけ吹いてまた温めました。
4.息を吹き込んでガラスを膨らまします
5.形を整えるため回転は欠かせません!
簡単に作業をしているように見えますが、一個一個の作業がビックリするくらい難しいです!
6.竿を付け替えて…

今までトップだった場所を、底にする作業です。

今まで竿がついていた部分は穴が開きます。その穴のほうが飲み口になります。
7.飲み口を作ります!
開いていた穴を広げて飲み口を作ります。
8.完成

このような工程を経て、完成します。


小田井の今、佐賀にいます。

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送しています。
元純烈メンバーの小田井涼平さんが佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験します!

【2023年5月16日放送 かちかちPress 小田井の 今、佐賀にいます。より】

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