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2023.05.24

【小田井の今、佐賀にいます。】120年の歴史の"綺麗な虹色のガラス"作りに挑戦!佐賀市道祖元町「副島硝子工業(肥前びーどろ)」(中編)

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送します。

元純烈メンバーの 小田井涼平さん が佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験するコーナーです。


今回は、120年の歴史『肥前びーどろ』づくりに挑戦します!


佐賀市道祖元町にある 肥前びーどろ製造元 副島硝子工業株式会社 にお邪魔しました。
佐賀市重要無形文化財指定 肥前びーどろ

江戸時代末期に誕生した「佐賀ガラス」を副島硝子工業が
昭和期に「肥前びーどろ」の名で販売したものが定着しました。


前回は職人さんに『虹色(しずく型グラス)』の製造工程を見せていただきました。

詳しくはコチラ
【小田井の今、佐賀にいます。】120年の歴史の"綺麗な虹色のガラス"作りに挑戦!佐賀市道祖元町「副島硝子工業(肥前びーどろ)」(前編)


職人さんの左手を見るとずっと竿を回しています。
ガラス自体は柔らかさをキープしないといけないで、回さないと重力で落ちてしまいます。
上手な職人ほど左手の使い方がうまいそうです。

小田井さんがグラス作りに挑戦!

素人では無理な工程は職人さんにお願いして、それ以外で出来るところを小田井さんが挑戦していきます!
溶けたガラスを吹き竿で絡め取ります

素人にはどこにガラスがあるか見えません。
慣れが必要な難しい作業なので職人さんに作業をお願いしました

溶けたガラスを絡め取りました。線香花火の先のような見た目です。
色ガラスの粒をつけます

こちらも難しい作業なので職人さんに作業をお願いしました

ついに小田井さんが挑戦!
焼いて色ガラスの粒をなじませます
竿を回しながら息を吹き込んで膨らませていきます
想像以上にきつい作業です。
吹き終わった後は、小田井さんもこの表情です。
少しだけ膨らみました。
さらにガラスを絡み取って太らせます

こちらの作業も職人さんにお願いしました

先程の倍ほどの大きさになりました。
画像じゃわかりずらいですが、模様も綺麗に入っています。

濡れ新聞をあてて整形

回しながら「長丸い形」を目指して形を整えていきます。

職人さんから「上手ですね」と言葉をいただきました。
ガラスを冷やさないように温めつつ作業
下を向けて息を吹き込み膨らませます
竿を回しながら吹き込むのは難しいようです...
膨らんできました!

吹き終わった後は、また温めていきます。

職人さんから「上手ですね。筋がいいですね」と言っていただきました。

副島営業部長からは「普通はここまで工程をまかせると、形がくずれて落ちてしまう。そうなっていないところに驚いています」とお褒めの言葉をいただきました。
褒められはしましたが、落としそうになってしまいます。
しかし、下を向けて真っすぐにして持ちこたえました。

台にのせて、付け替え作業を行います。

しかし、左手で上手くまわせずに、ガラスが潰れそうになってしまいました。

もう一度温めて柔らかくしていきます。

苦闘が続きますが...

下を向けて、小田井さんの感覚で"いい"と思うところまで吹いていきます。
いい感じにできてきました!
グラスの「底」を作る

左手で竿を回しながら、中央部分を少しだけ凹ませていきます。

竿を底部に付け替えます
わざと軽くヒビを入れることで、軽く叩くと取れます。
穴を広げて飲み口を作ります

回転道具の当たり具合が合わないとデコボコになります。

何度も熱しながら作業を続けていくと、口が広がりました!

ひとまず完成!

【職人さん】
「僕はあまり手伝っていない方だけど、すごくキレイに仕上がったと思いますよ」


小田井の今、佐賀にいます。

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送しています。
元純烈メンバーの小田井涼平さんが佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験します!

【2023年5月23日放送 かちかちPress 小田井の今、佐賀にいます。より】

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