こだわり甘辛キムチ! “佐賀職人手作りキムチ”などを製造 小城市「やまとフーズ」
14年前、小城市三日月町に工場を構えた「やまとフーズ」
キムチ、浅漬け、ドレッシングなど、10種類ほどのオリジナル商品や、企業から依頼を受けた製品の製造を行っています。
看板商品は「佐賀職人手作りキムチ」
何度も試作を重ねて完成した、やまとフーズのオリジナルキムチです。今回はこのキムチの製造現場に潜入します!
こちらにたくさん置いてある段ボールには、大量の白菜が入っています!
「佐賀職人手作りキムチ」を作るための白菜なんだそうです。
2段階目
ゴミや異物を取り除くためにしっかりと洗われていきます。
大きな容器の中には水と、白菜がちょっとだけ見えています。
洗浄した白菜を食べやすいサイズにカットし、殺菌後、塩水に漬けているんです。
重りと板の下には沢山の白菜が入っています。
塩水に漬けると、白菜の余分な水分が抜け、日持ちしやすくなります。
一晩塩漬けした白菜はしっかり水分を絞り、次の工程へ。
こちらの容器に入っているのは「ヤンニョム」
キムチのもととなる、韓国の合わせ調味料です。
キムチだけでなく、様々な料理に使われていて、用途によってヤンニョムに入れる材料が異なるんだとか!
やまとフーズのヤンニョムには、すりおろしたリンゴを入れています!
フルーティーな甘みをもたせるために入れているそうです。
リンゴを入れるほかにも特徴があり、ヤンニョムを作る際に、水を加えずに濃いタレを作るようにしているそうです。
次の工程では、ヤンニョムと白菜を混ぜていきます。
塩漬けした「白菜」と「ヤンニョム」を攪拌する機械に、まずはヤンニョムを投入。
まんべんなく混ざりました!とてもいい香りが漂ってきます。
試行錯誤した配合や攪拌時間を見定めて、絶妙なバランスの味付けになるようにしているそうです。
攪拌が終わったものを、冷蔵庫で寝かせていきます。やまとフーズのキムチは一晩寝かせます。
韓国のキムチの場合、長期間寝かせる場合が多いそうですが、酸味が強くなってしまうそうです。
やまとフーズのキムチは、日本人向けの酸味が少ない浅漬け風に作っています。
計量・パック詰め
寝かせたキムチは手作業で計量・パック詰め。
そして、手作り感を大切にしたデザインのラベルを貼って完成です!
「佐賀職人手作りキムチ」とそれを使ったアレンジ料理をご用意いただきました!
「佐賀職人手作りキムチ」は、食欲をそそる良い色です。
いくらでもいける味です。結構しっかり辛みもあり、その後にフルーティーな香りがします。
辛みで食欲もそそられ、しっかり食べた後にまたスッキリするので何度でも箸が伸びてしまいそうです。
豚肉との相性抜群です!
豚肉の脂と合わさるとまた美味しさが増し、旨味や香ばしさがとても出ていて非常に美味しいです。
しみしみです。
野菜との旨味がしっかりと絡んでいて美味しいです。
キムチは熱を通すことで少し辛さがまろやかになり、食べやすくなるそうです。
他の野菜のダシもとれてまた一段と美味しくなります。
製品製造にかける想い
専務取締役の廣瀬さん「食品製造に携わる者として、お客さんがいつ食べても変わらず『美味しい』と言っていただける商品を心がけて作っていきます。地域の皆さんに貢献できるように雇用だったり、生産者の方から野菜の仕入れをしたり、地域貢献ができるように努力しようと思っています」
やまとフーズの「佐賀職人手作り」シリーズをご紹介!
佐賀職人 手作りキムチ 250円~
最初に甘さが来て、その後ほどよい辛さが来るので、辛いのが苦手な方でもパクパクいただけます。ヤンニョムが白菜とよく絡みます。
佐賀職人 大根キムチ 250円~
こちらにもリンゴが使われています。
唐辛子の旨みと程よい辛さに昆布、かつお節など、4種類の海のエキスでコクと旨みを加えています。
ダシを感じ、かたさ、やわらかさがちょうどよいです。良い食感です。
佐賀職人激辛キムチ 250円~
最初は甘みがくるので、辛くないかなと思ったのですが、後からしっかりと辛さがきます。
ですが、甘みがあるぶん食べやすいです。
やまとフーズ
住所:小城市三日月町織島1129-5
TEL:0952-73-7472
ご紹介したキムチなどはやまとフーズさんの工場、佐賀県内の道の駅や直売所などでご購入いただけます!
また、オンラインショップでも販売されていますので、詳しくはやまとフーズさんのホームページをご覧ください!
【2023年10月26日放送 かちかちPress 工場walkerより】
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