京都出身のお二人が、自宅で京都を感じるお店を作りたいと、京都名物のてまり寿司を提供することになったそうです。

元々飲食店の経営に興味があった末廣さんですが、「70歳の節目に夢をかなえたい」と、周囲の協力もあり、故郷の京都をテーマに2023年お店をオープンしました。

今では、姉の福村さんが京都から手伝いに来るほど人気のお店になりました。
ということで、今回は大人気の看板メニューをいただきます。

京風てまり寿司セット 1800円

※1日12食限定。完全予約制

木箱に入った「おばんざい」が提供されます。

おばんざい

昔から京都の一般家庭で作られてきたお惣菜です。

だし巻きたまごから頂きます！

カツオ出汁を使用していて、お出汁の旨味がスゴイです。鼻に抜けます。
そこに、シソ大根が最後にフワァっと香ってきます。

手づくりのごま豆腐です。
上は生麩がのっています。
ごま豆腐はとってもクリーミーで舌触りが優しく、ごまの甘さをしっかりと感じます。

他には、湯葉が入ったほうれん草やおなすのたいたんと呼ばれるなすの煮物などが入っています。

おばんざいの後に、てまり寿司が提供されます。

てまり寿司

舞子さんが口紅を落とすことなく食べられるよう、一口サイズに作ったことが始まりといわれている。

マグロ＋大葉ソース

赤身のねっとり感を感じた後、上にのっているお味噌の甘みを感じます。
そこにシソの香りがふわっと広がり、いろんな味がします。

小なすの漬物
京都では定番のネタで、酢飯と合います。京都のお寿司屋さんでは締めのメニューで出てくることもあるそうです。

他にも千枚漬けのてまり寿司や、ローストビーフに九条ネギ味噌を添えたてまり寿司など、京都を感じるネタがたくさんありました！

生ハム＋クリームチーズ入り白味噌＋丹波の黒豆

生ハムの塩味とクリームチーズ、白味噌の甘味がとても合います。

すえひろのてまり寿司は、ほとんどが2つ以上の材料でできています。
姉の福村さんがお弁当やサンドイッチなどの商品開発に携わっていた経験を活かし、工夫を凝らしたネタが満載です。

お雑煮

甘くて優しい味です。
まろやかでおいしいです
お雑煮目当てのお客さんもいらっしゃるそうです。
濃厚ながら口当たりの良い京都の白味噌は九州の味噌とは全く違い、ファンが増えるのも納得の一杯です。

きな粉と黒蜜の寒天

柔らかい寒天に、黒蜜ときな粉が絡み合い、幸せな優しい甘さが広がります。
京都を感じることができる、すえひろ自慢の和風スイーツです。

末廣さん（妹）「みなさん一つ一つ出すものに『かわいい』と言ってくれてとても感動されます。その言葉がものすごくうれしいです。今、姉がやっていることを主人が見習いとしてやっています。それができるようになったら、姉に一旦京都に帰ってもらって、今後は主人と2人でやっていこうと思います」
※メニューを開発したお姉さんの福村さんは、2024年2月の末には京都に戻る予定ということです。

京風てまりずし＆喫茶「すえひろ」

神埼市神埼町本堀3192-16
営業時間 11:30～14:30
定休日 日・月・火
TEL　080-1401-3764

駐車場はお店の前に3台分程あります。
神埼町1丁目の交差点から車で1分の場所にあります。
※完全予約制の1日12組限定なので、必ず事前に予約を入れてください。