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2024.02.01

【小田井の今、佐賀にいます。】日本刺繡に挑戦!糸から作成?佐賀市「日本刺繡 いち」(後編)

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送します。

元純烈メンバーの 小田井涼平さん が佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験するコーナーです。


今回は日本刺繍に挑戦します。

佐賀市兵庫北にある「日本刺繡 いち」
今回お世話になる 代表の古賀さんです。
日本刺繡歴25年で、教室を主催したり、オーダーメイドで制作販売を行っています。
日本刺繍とは

絹糸で織られた生地に絹糸で施す刺繍です。
繍仏(仏を刺繍で表したもの)として伝来したそうです。


棚にはたくさんの糸が並んでいます。
暖色だけで約300色あり、色とりどりの絹糸が揃っています。
糸に番号などは無く、自分達の目だけで管理しているそうです。

前回、「糸巻き作業」や、糸を撚って「縫い糸作り」に挑戦しました。

詳しくはコチラ
【小田井の今、佐賀にいます。】日本刺繡に挑戦!糸から作成?佐賀市「日本刺繡 いち」(前編)


こちらが今回小田井さんが作るお手本です。
白と金の糸が先に縫い付けられています。
こちらは遠近感立体感を表現するために縫っています。

まず、針に糸を通して玉止めをします。

小田井さん
「玉止めと糸通しぐらいはオジサンできますから」

白の糸のところの中心から針を出します。
糸を出したら1mm以下でひと針縫います。
1mm以下で縫ったこちらを、"小さく針止め"と呼んでいるそうです。
まず、中心に一本刺繍をします。
先生
「撚りが戻ってしまっているので、縫いながら撚っていきます」
先生
「ひと針ひと針撚りながら、次のひと針も最初に通した撚りと撚り具合を保ちます」
最初の一本の線と平行に、すぐ横に、また1mm以下で縫います。
先生
「生地が見えないよう隙間なく縫ってください」

先生
「我慢強くなりますよ」

小田井さん
「我慢強くなるか、キレやすくなるかのどっちかですよ(笑)」

最初に行った、"小さく針止め"を3つ作ります。
これが、玉止めの変わりの役割になります。
先生
「一か所に集中すると、膨らんでしまうので、"小さく針止め"は分散して3回行います」
生地を引っ張る感じで根元を切ります。
ようやく1個完成です!
面白さを感じつつ、時間がかかる作業に戸惑っています。

たくさんの方が見学にいらっしゃっています。
お得意様などが、古賀先生の作品を身に着けて来ていました。
金糸を使った菊の帯留め
"寿"を鶴でデザインした帯

2023年11月に福岡アジア美術館で展示されました。


残りも完成しました!

時間の都合で"荒業"仕上げ をしました。

※日本刺繍の技法ではありません

完成しました!

小田井さん
「今回の作業、何点いただけますか」
先生
「今日初めてされたことを考えると80点!

高得点をいただきました。


小田井の今、佐賀にいます。

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送しています。
元純烈メンバーの小田井涼平さんが佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験します!

【2024年1月30日放送 かちかちPress 小田井の 今、佐賀にいます。より】

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