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2024.02.04

“いちごのさが錦”が登場!佐賀銘菓「さが錦」の工場に潜入!佐賀市「村岡屋 製菓工場」

佐賀市にある「村岡屋 製菓工場」
佐賀銘菓「さが錦」などを製造しています。

そんな「さが錦」に新商品が発売されました!それが…

「いちごさん」を使った「いちごのさが錦」

30回の試作&構想2年半で実現した渾身の「いちごさが錦」です。

早速、工場を案内してくださいました。

「いちごのさが錦」の浮島(スポンジ)の工程へ

矢印にある、こちらの「浮島」という生地を作っていきます。

「いちごさが錦」は、浮島にいちごジャムが入っています!
いちごのジャムが多いと硬くなっていたため、開発の困難ポイントだったそうです。

浮島(うきじま)の生地を作る

いちごさが錦向けに、分量を研究した浮島の生地の材料を混ぜていきます。

さが錦のフワフワ感は「山芋」を入れることによって出るんだそうです!
工場長(当時)の発案で途中から山芋を入れるようになったそうです。
こうして仕込まれた、山芋入りの生地ですが、いちごが入ってきれいなピンク色になりました。
型に流し込んで、手作業でまんべんなく型に広げてから、焼き上げていきます。
浮島の生地を流して焼成する
オーブンを抜け、焼き上がった生地がやってきました。
焼き上がった生地に、木の板を置いていきます。
木の板と生地を裏返すことで、型から生地を外していきます。

これで「浮島」の出来上がりです。

焼成後の浮島は、一晩おいて熟成させます。
そうすることで、生地がやわらかくなり、浮島の「しっとり感」につながります。

続いては、浮島の上下にある「バウムクーヘン」の工程へ

矢印の部分がバウムクーヘンです。
バウムクーヘンを焼く

焼き上がったものが流れています。

生地の中の空気を抜いていきます。
層になるよう焼いた上に生地を重ねて再び焼く
1枚1枚上から綺麗に流して、丁寧にまんべんなく広げて焼いていきます。
バウムクーヘンも一晩熟成させる

バウムクーヘンも焼き上げて1日熟成させてから次の工程に向かいます。

バウムクーヘンを裁断する
さが錦の「浮島」の上下にあるバウムクーヘンが出来上がりました!
続いて、この薄くスライスしたバウムクーヘンを、型に手作業で並べていきます。
浮島にチョコレートを塗る

浮島とバウムクーヘンの間には「チョコレート」を塗っています。

当初は「羊羹」で貼りあわせていたそうですが、羊羹だと作業性が悪く、和菓子というイメージになるのでチョコレートに変わったそうです。

先ほど並べていたバウムクーヘンをチョコレートを塗った生地の上に、一気にかぶせていきます!

スライスして並べたバウムクーヘンをのせる

職人の技で、浮島とバウムクーヘンを合体させていました。

大きなさが錦を機械で自動カット
パッケージに包まれて…

手間ひまかけた「いちごさが錦」の完成です!

いちごの香りが濃厚で美味しいです。
しっとり感があります。甘みもそうですが、いちごの甘酸っぱさで爽やかさがあります。


いちごさが錦【1個】140円(税込)

※販売期間:1月15日~3月下旬ごろまで

【2024年2月1日放送 かちかちPress 工場walkerより】

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