佐賀市にある「佐賀城本丸歴史館」
2月10日から「佐賀城下ひなまつり」が始まり、佐賀市内の様々な場所でイベントが始まっています。こちらの佐賀城下本丸歴史館でもイベントが行われています。
第24回目となる今年のテーマは「たからもの」です。

佐賀市観光親善大使の﨑田華奈美さんに案内していただきました。

子どもびなの宴

圧巻の景色が広がっています。今年で10回目の開催です。
佐賀市内の小中学生が作ったお雛様約1600体が、300畳の広さに勢ぞろいしています。

人間国宝・今泉今右衛門さんが1体1体を見て審査をされるそうです。

想像力豊かな子どもたちが作ったお雛様はどれもユニークで、見ていてほっこりする可愛らしい作品ばかりです。

こちらの画像のように独創的なお雛様もいて、見ていて飽きません。

「色絵磁器」人間国宝
十四代 今泉今右衛門の宴

今泉今右衛門先生の美しい作品が並んでいます。

江戸時代の約400年前の作品

今泉今右衛門先生の"高祖父"の作品

今泉今右衛門先生の"曾祖父"の作品

このように先代や当代の作品が並んでいて、紡がれていく歴史と伝統を見ることができます。

その他にも帯留めや箸置きなど、なかなか見られない作品が並んでいます。

絨毯は佐賀城西堀沿いにある鍋島緞通 吉島家さんのご厚意のもと敷いています。

旧古賀家

佐賀藩の裃の文様「鍋島小紋」をあしらった作品が彩る「鍋島小紋で飾るひなまつり」を開催しています。                            
鍋島小紋の歴史や現代のグッズへの展開、鍋島小紋をまとったおひな様などを明治17年築の建物や庭園とともにお楽しみいただけます。
また、土日には鍋島小紋柄の折紙を使ったワークショップも行います。

旧古賀銀行

佐賀ならではのお菓子や、ひなまつり限定スイーツの販売を行います。

徴古館

佐賀市松原の徴古館では、侯爵鍋島家の明治から昭和初期のひな飾り約500点が大ひな壇に並びます。
また、同時開催の特別展示「鍋島侯爵のたからもの 小さなクルマたち」では、13代鍋島直泰様が収集された150点のミニカーをご覧いただけます。

佐賀城本丸歴史館

2024年2月17日に「なぞときゲーム・本丸からの挑戦状」を開催します。
※事前申し込みが必要　

2月23日・24日に「おひなさまポップアップカードづくり」を開催します。　
※当日受付で一日 先着150名

佐賀城下ひなまつり

開催期間 : 2024年2月10日～3月20日(水・祝)
※佐賀城本丸歴史館での展示は3月3日(日)まで

入場料金
A券 (徴古館) : 500円
B券 (旧古賀家・旧三省銀行・旧福田家) : 400円
共通券 (A券+B券) : 800円
※有料館は、徴古館・旧古賀家・旧三省銀行・旧福田家