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2024.04.30

"紙"は燃えるゴミではなく"資源ゴミ"?リユースなども行う 佐賀市「エコプラザ」

カーボンニュートラルとは?

二酸化炭素などの地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量から
森林などによる吸収量を差し引いて、二酸化炭素などがゼロになる。均衡がとれている ということをカーボンニュートラルと言います。
この目標を2050年までに世界の半数以上の国が達成すると表明していて、日本も同じように宣言しています。

テーマは「燃えるごみ削減で目指せ!カーボンニュートラル」

普段何気なく分別して出しているごみが「燃えるごみ」じゃないかもしれません。
今回は"ごみを減らすヒント"を探してきました。


佐賀市にある「佐賀市清掃工場」
佐賀市清掃工場内にある「佐賀市エコプラザ」に伺いました。
佐賀市エコプラザとは

ごみの減量・資源の有効利用に関する情報を発信しています。
環境のことをわかりやすく学べる環境学習の拠点です。

まずは佐賀市のごみが集まる「ごみピット」へ。
一日200トン弱のゴミが運ばれています。
集められている主なゴミの種類
  • 1位 生ごみ
  • 2位 紙ごみ
紙は燃えるゴミでいい?

実は、紙は燃えるゴミではありません。
分別をして資源ゴミとしてリサイクルできます。

燃えるゴミに集められた紙のゴミは集められたゴミの3割ほどを占めます。

紙を燃えるゴミではなく、資源ゴミに分別すればそれだけゴミの量が減らすことができます。
燃えるゴミを減らせることができればカーボンニュートラルに繋がります。


続いて「リサイクル工場」へ。

「ペットボトル」や「紙」を資源物としてリサイクル業者に渡すために梱包している場所です。

やはり「紙」などは燃えるゴミではなく、資源物だという"認識を持つ"ことが大切です。
まずは燃えるゴミに紙ゴミを出すのではなく、分別をして出すことが大切です。
量としては一世帯で100gを目指しましょう。

佐賀市の総世帯数は約31万世帯です。

一世帯当たり100gの紙を分別すると、1日で30トン、1ケ月で900トンもの燃えるゴミを削減でき、資源として再利用できます。

100gという数字だけを聞くと少ないと感じるかもしれませんが、皆さんが協力すれば大きな成果に繋がります。

こちらが紙、約100gです。
これぐらいだと減らせる気がすると思います。
資源ゴミとして出せない紙も!
  • においがついたもの ※お線香などの匂いも
  • 汚れが付いたもの
  • カーボン紙
  • 粘着物がついたもの

上記に該当しないモノは回収できます。

もっとゴミを減らしていくには?

ゴミを更に減らすためには"リユース"として出す方法もあります。


「再生ゾーン エコプラザ」へ。
再生ゾーンとは

リユース(再利用)の意識を高めることを目的としたゾーンで、再生品の販売なども行っています。

お家で不要になった家具や小物を持ち込んでいただき、リメイクして販売しています。


資源ごみの回収は自治体によって様々なので、最寄りの行政機関にお問い合わせください。
【2024年4月24日放送 かちかちLIVE 知ってる?カーボンニュートラルより】

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