こちらが唐津市七山

岡本さん「地域でNPO団体を作って、環境整備をやったり地域について考えるという場を設けるためにこういう活動をやっています」

NPO法人 七山むらづくり協議会の活動

草刈りや竹やぶの整備 桜の植樹などを通して、景観を整備するところからスタート

「きれいなふるさとの里山を守りたい」という岡本さん。

その気持ちに共感するのは、七山に魅せられて「移住」した人も同じでした。

こちらは、地域おこし協力隊として活動し、任期終了後も七山で暮らし続けるご夫婦。

それまで盛んではなかったSNSの活用を、七山にもたらしました。

2023年7月の大雨災害

七山の多くの農家が被災し、支援を求めるため野田さんはSNSで呼びかけ、クラウドファンディングを立ち上げました。

SNSで発信していたのを見てくれた、地元の高校生の皆さんや大学生のインターンの方たちが七山を助けにきてくれたそうです。

「外の若い人を七山に連れてくるのが役目」と野田さんご夫婦は仰っていました。

他にも、長崎から移住してきた人がアートギャラリーを開くなど、これまでになかった新たな要素が加わり、七山に新しい風が吹いてます。

A3 gallery（唐津市七山白木）

長崎県諫早市出身の本田麻里さんによる現代アートギャラリー

SMOKY MOUNTAIN（唐津市七山滝川）

土日祝限定オープンのハンバーガーショップ＆BBQテラス

ボビーズバーガーセット

移住されたキッカケ

ボビーさん「大自然に囲まれながら佐賀市・福岡市へも行きやすく、自然の中でのびのびとした子育てをしたいと思っていて、七山だったらそれができる確信がありました」

ボビーさん「歓迎してくれるし、強力してくれる『“みんなで”盛り上がっていこう！』という感じですね」

今後、七山をどうしていきたい？

岡本さん「人口が減る中でどんなことができるかと考えた時に『アミューズメント村構想』という計画を立てながら、いろんなものをアウトドア化したり、地域住民で活用できるような村づくり。それを住民と移住者の人とやっていきたいというのが目標です」