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2024.06.23

車いすボクシングとは⁉競技人口が少ないスポーツに取り組む男性に密着!

テーマは「競技化はこれから!車いすボクシングを体験にGO!」

"車いすボクシング"というワード自体聞き慣れないかもしれませんが、ご存知でしょうか?
競技人口も少ないこちらの競技に取り組む有田町の方に会いに行きました。

佐世保市にある「ウルフパックハウス ボクシングジム」に伺いました。
この方が車いすボクシングに取り組まれている有田町在住の前田秀喜さんです。
週に2回ほどこちらのジムに通い、車いすボクシングで汗を流しています。
きつそうな練習をされていました...
見ているこっちが息が詰まりそうです...
なぜ車いすボクサーに?

健康維持のため約15年前にボクシングを始めたそうです。しかし6年前に交通事故で脊髄を損傷し、胸から下が動かなくなりました。
「体を鍛えて自分のことは自分でできるようになりたい」と思っていた時に、交通事故前から通っていた「ウルフパックハウス ボクシングジム」の方からWBCが佐世保で開催されることを聞き、"車いすボクシング"を始めたそうです。

※WBC (世界ボクシング評議会)ケアーズとは…車いすボクシング普及などを行う社会貢献団体

「ウルフパックハウス ボクシングジム」はバリアフリーで、車いすの方に優しいジムだったことも車いすボクシングを始めたきっかけの一つだそうです。

1人孤独にやっているわけではなく、4人のお孫さんと一緒にボクシングに取り組んでいます。

【お孫さん】
Q.なぜボクシングをしようと思った?「じいじがやっていたから」
Q.じいじがやっているのを見てなんでしようと思った?「連れていかされた...(笑)」

通常のボクシングとの違いは?

【前田さん】
「まず足が動かないから、自分の手で車いすをこぎながらパンチを打たなきゃいけないのが難しいですね。ガードが空くことが多くなってしまいます」

椅子を使って体験させてもらいました!

体験して思ったのが、まず距離を取るのが難しかったです。相手がパンチを売ってこないと届かない。届かせようと無理にいくとすぐ打たれる。下半身を使わずに上半身だけで打つのがいかにきつか分かりました。しかし危険はあまり感じませんでした。

車いすボクシングの競技人口は100人以下で、細かいルール策定もこれからです。
【前田秀喜さん】
「知名度が低く、なかなかやる人が少ないです。車いすボクシングをもっと広げていき、パラボクシングの競技化を目指していきたいです」
【2024年6月19日放送 かちかちLIVE つぐまさがGO!より】

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