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2024.11.02

見えない世界遺産“三重津海軍所跡” 佐賀市「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」

テーマは「どこかで話して!小田井の佐賀ネタ収集ツアー!」
小田井さんは佐賀で仕入れたネタをいろんなところで話されていることから今回の企画が始まりました。

「佐賀の世界遺産」に目隠しで連れてこられた小田井さん。
小田井さんの「エッ!?ナニコレほんま」

ここは世界遺産「明治日本の産業革命遺産」
三重津海軍所跡(佐賀市諸富町・川副町)

三重津海軍所跡

幕末の洋式海軍の拠点。日本の造船分野発展に大きく貢献
発掘調査後、保存のため埋め戻されたので“見えない”のです。

ちなみに、三重津海軍所跡PRキャラクターは「みえつ犬(ドッグ)」

この「みえつ犬(ドッグ)」とも関係が…。

ドックとは、船舶の修理や点検をする場所という意味があります。

世界遺産に隣接する施設へ

佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館

佐賀市川副町

19世紀半ばから20世紀初頭、自力で産業革命を起こして西洋技術に追いついたのは世界で日本だけでした。
世界遺産「明治日本の産業革命遺産」

製鉄・造船・石炭産業の分野で日本産業化の成功に導いた8県23資産からなる歴史遺産群

こちらは「ドライドック」の原寸大を再現したもの。
普通、ドライドックは石やレンガで造りますが、ここは非常にユニークで木と土で造っています。
このようなドックは、国内唯一、さらに現存する中での最古のドック。
また、軸組構法(木材を組み合わせて造る建築技術)で、木が水分で膨張し、より強度が増すようになっています。

このドックの使われ方がとても変わっており、それは有明海の干満差が大きいことから、「満潮時」には、川から船を入れます。

そして「干潮時」には、水が川に全て戻るので、港が作業場に!

まさに自然の摂理を利用したドックとなっています。
佐賀の世界遺産
  • 地中に埋まっていて見えない
  • でもすぐ隣に原寸模型がある
  • 幕末の佐賀の造船技術はイケてた

佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館

佐賀市川副町早津江津446-1
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)

入館料 大人/500円、小中高校生/200円
休館日:月曜日(休日の場合、翌平日)

【2024年10月30日放送 かちかちLIVE 小田井涼平と そいよかね!ツアーズ より】

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