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全国で増加「マイコプラズマ肺炎」風邪との違いは?予防するためには?
テーマは「全国で増加!マイコプラズマ肺炎」
佐賀県内でのマイコプラズマの感染状況は?
風邪との違い、予防法などをご紹介します。
マイコプラズマ肺炎の感染状況
全国では画像の通り(青のグラフ)、5週連続で増加していました。10月後半からは少し減ったものの過去最多を更新していました。
11月3日に報告された患者の数は、1医療機関あたり2.46人いました。
佐賀県では、1.67人と少し落ち着き始めたものの、その前までは全国の数を上回っていました。
これからの季節は乾燥しますので、まだまだ注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎とは?
佐賀大学医学部附属病院感染制御部の青木先生にお話を伺いました。
【青木先生】
「最初の症状は風邪と見分けがつかない。一番の特徴は咳が続くこと。空咳が数日~1週間、10日ほど続く。マイコプラズマ肺炎は、幼稚園 小学生~20代・30代の若い方が多いの特徴」
マイコプラズマ肺炎と、風邪の違いは?
【マイコプラズマ肺炎】
症状 : 長びく咳、発熱、のどの痛み、鼻水、鼻づまり、だるさ、頭痛、息苦しさ、胸の痛み、耳のかゆみ(子どもに多い)、発疹(子どもに多い)
原因 : マイコプラズマ(細菌の一種)
期間 : 約2週間以上
【風邪】
症状 : 咳、発熱、のどの痛み、鼻水、鼻づまり、だるさ、頭痛
原因 : ウイルス
期間 : 約1週間
どうやって人にうつる?
「飛沫感染」と「接触感染」によって人にうつります。
その場に居合わせた程度ではうつることは少ないですが、家族や友人などと長時間一緒にいるとうつる可能性が高まります。
子供に多い病気ですが、免疫力が下がっていると、大人でもかかる可能性があります。
もし咳が出たら、"咳がなくなるまで”マスクを付けるようにしましょう。
マイコプラズマ肺炎の感染を防ぐためには?
・マスクの装着
・手洗い
・うがい
・アルコール消毒
・規則正しい生活⇒免疫力を高める
咳が続いて心配になったら病院に行くようにしましょう。病気にかからないためには、まずは健康的な生活を送ることが一番です。
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