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2024.12.30

現金派?キャッシュレス派?変わりゆくお年玉事情

お正月の風物詩といえば、子どもたちが楽しみにしている「お年玉」
しかし近年、お年玉の渡し方に変化が見られるようです。
今回は、佐賀県内での取材をもとに、現在のお年玉事情についてご紹介します。

現金派?キャッシュレス派?

根強い現金派の声

街頭インタビューでは、現金派の声が多く聞かれました。

「お金のありがたさを分かってもらうために、現金で渡します」
「キャッシュレスだと、いくら使ったか分かりにくくなるから、現金がいいと思います」
「子どもが喜ぶのが現金。喜ぶ顔を見たいから」

こうした意見からは、お金の価値や管理の大切さを教える機会としてお年玉を捉える傾向が見られます。

広がるキャッシュレスのニーズ

一方で、キャッシュレス決済大手のペイペイの調査によると、お年玉をもらう予定がある人のうち、約4割が「キャッシュレスも含めてもらいたい」と回答しているそうです。

実際、2023年のお正月期間中(12月31日〜1月3日)に500円以上の送金をした件数は、前年同期比で156%に増加。さらに2024年は"前年同期比200%"と、2倍に伸びているとのことです。

お年玉の相場は?

気になるお年玉の相場ですが、以下のような傾向があるようです。

  • 未就学児:1,000円台
  • 小学生:3,000円台
  • 中学生:5,000円台
  • 高校生:1万〜2万円台

キャッシュレス派が増える理由

キャッシュレスでのお年玉が増えている理由として、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 遠方の親戚にも簡単に送れる
  • 送金手数料がかからない場合が多い
  • SDGsの観点から、ポチ袋の削減につながる
さいごに

お年玉の渡し方に正解はありません。大切なのは、相手を思う気持ちです。現金であれキャッシュレスであれ、受け取る側が喜ぶ方法を選ぶことが一番大切なのかもしれません。

お正月が近づく中、皆さんはどのようなお年玉を用意しますか?

【2024年12月20日放送 かちかちLIVE ライフプラス+ より】

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