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平川 邦明のブログ記事
ありがとう2024
まもなく2024年が終わります。年の瀬は、新しい年を迎えるワクワク感もありますが、1年が終わる寂しさもありますね。
今年の佐賀県と言えば、やはりSAGA2024。もう「にーまるにーよん」というフレーズを口にする機会が減るのかと考えると、とても寂しいです。
佐賀県で開催された国民スポーツ大会(旧名称:国民体育大会)と全国障害者スポーツ大会。2つの大会を合わせた愛称が「SAGA2024 」です。
特に国スポは、体育からスポーツに名前が変わった初めての大会ということで全国から注目を集めました。
初の国スポ、前例のない大会にしようと開閉会式には”新しさ”が詰まっていました。特にパレード式の入場行進は選手たちの個性やチームの団結力を感じさせるものでしたし、ガラス製の炬火トーチや炬火台も、未来的で美しいデザインでした。
↑画像:序盤雨が降る中、全障スポ開会式を終えた フィールド司会:森麻衣子アナと平川 会場を盛り上げた三井雄司さんと德丸英器さん
大会開催を受けて、サガテレビでは夕方OAの番組かちかちLIVEで、4月1日から毎日「Road to SAGA2024」という特別コーナーを放送しました。
毎日約2分半、大会の魅力や注目選手などを紹介するコーナーです。私は、その進行役とディレクターを務めました。4月から取材の毎日。
優勝を目指し練習に励む選手、選手を支える家族や指導陣、大会準備に励む職員、正確に数字を確認する記録員、選手団をもてなす旅館、48年前の若楠国体に出場し今大会ではボランティアとして支えた元選手など本当に多くの方の話を聞いてきました。
半世紀に一度の大会に、取材者として、大会に関わることができて幸せでした。
各都道府県や政令指定都市のコール、ステージ上で辻発彦さん(元埼玉西武ライオンズ監督)、石井優希さん(元バレー日本代表)、大谷桃子選手(東京パラ 車いすテニス銅)とのトーク、刺激的でとても楽しかったです。そして、何より嬉しかったのが閉会式・選手退場の際、各県の選手たちと写真を撮ったり、ハイタッチしたり、特産品をいただいたりとコミュニケーションをとったこと。来た時よりも美しく佐賀のことを感じていただいたようで、みなさん笑顔で「楽しかった。また来ます」と声をかけていただきました。
大会を「する」「見る」「支える」、選手だけじゃなくて見る人、支える人がいるからこそ大会が成り立ち、スポーツが出来上がる。だから感動が生まれ、スポーツを美しく感じる。スポーツの魅力・スポーツの力を色々な側面で見て体感した2024年でした。
「にーまるにーよん」というフレーズを口にする機会が減るのはとても寂しいですが、SAGA2024が選手や県内スポーツに、佐賀県全体に何を残したのか、成果として何をあげたのか、それに気づくのは2025年以降なんだと思います。
ありがとう2024!会えないけど、また会おう!
そう言いたくなる特別な1年でした。
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そして「観ていて良かった」と思われる番組を目指しスタッフ一丸となって奮闘中。
平日夕方、かちかちLIVE でお会いしましょう!