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鶴丸 英樹のブログ記事
わたしの平成記㉚(平成30年)
平成30年・2018年
この年は明治維新150年の年でした。
佐賀県は3月から『肥前さが幕末維新博覧会』を開催し 私も開幕日にはサガテレビの特別番組を担当しました。
10カ月の期間中 目標を大きく上回る来場者が会場を訪れました。
私もそうですが“明治維新150年”を機に、幕末維新期の「佐賀」の先進性や果たした役割の大きさを改めて感じた方も多かったと思います。
改めて誇りに思います。
佐賀市のアンケート調査では「佐賀の七賢人」の認知度も 博覧会開催前に比べ ぐっと上昇したということです。
ただ“過去の栄光”に浸っていても進歩はありません。
大きなエネルギーを費やしたこの「維新博」を一過性ものではなく 次の50年に向けての佐賀県の飛躍のきっかけにしていかなければなりません。
それにしても明治維新は150年前の出来事。
明治以降の日本の歴史はサガテレビの50年の歴史の3倍にすぎません。
そう考えると侍が髷を結い刀を差していた時代から150年でよくぞここまで社会が発展したと思います。
さて この年私にとってもう一つ印象に残る出来事がありました。
佐賀西高校の卒業30年を記念して大がかりな同窓会が開かれたことです。
母校では「模擬授業」が行われました。
数学と英語に分かれ 恩師に教壇に立っていただき 授業を受けました。
理系だった私は数学を選択。
先生が用意してくださった問題は1問目の最初の設問だけは何とか正解にたどりつけましたが その後は悪戦苦闘。
公式などもすっかり忘れていて 「人は忘れる動物だ」ということをまざまざと感じました。
しかし 久しぶりに学生気分に戻り 楽しいひと時でした。
その後ホテルで懇親会。
約140人が集まりました。
私は事務局の依頼を受けて司会を担当しました。
当時は1学年450人もいたため 3年間 一度も話したことがない同窓生もたくさんいますが 多感な高校時代を3年間ともに過ごしたという不思議な連帯感というか仲間意識があって みんなが打ち解けて会話も弾みました。
「テレビやブログ見てるよ」という声もたくさんかけてもらいました。
参加者それぞれが いろんな分野で活躍していて 大変刺激になりました。
そして 平成は あと1日です。
【平成30年のおもな出来事】
■西日本豪雨 死者220人超える
■オウム真理教 麻原彰晃死刑囚ら幹部13人の死刑執行
■平昌五輪 男子フィギュア羽生結弦選手が連覇
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