2019年7月で競輪選手生活3年目を迎える金ヶ江 勇気さん。現在、武雄市の「たけお競輪」に所属しています。昔から体を動かすのが好きで、高校時代は野球部に所属し甲子園にも出場!野球を経て競輪選手に興味を持ったそうです。

• パーツは全てオーダーメイド
• ブレーキがない
• ギアが固定されている

ブレーキをかける時は、ギアを逆に回して停めるそうです。

競輪選手になるには、競輪学校を卒業が必須。競輪学校の入学試験では、1次試験で「実技」、2次試験で「面接」と「筆記」が実施されます。金ヶ江さんが入学試験を受けた年の倍率は、なんと7～8倍!非常に狭き門なんです。
学校に入学しても、練習が厳しく、あきらめてしまう方も多いそう。

競輪選手になると、選手の階級が決められます。
新人選手の階級は「A3」、トップの階級は「SS」で全国の競輪選手2300人中わずか9人。ちなみに金ヶ江さんの現在の階級は「S2」です。

競輪選手には定年がなく、60歳以上でも現役を続けている方もいらっしゃるそうです。
金ヶ江さんは「年齢よりも、自分の心が折れてしまったり、お客様を満足させる事が出来なくなったら引退する」と仰っていました。

金ヶ江さんにレーンを走る姿を見せて頂きました。

レースよりもスピードは落として走ってもらいましたが、金ヶ江さんが目の前を駆け抜けるとビューンと風を切る音が!スピードの速さがうかがえます。

競輪選手と言えば、鍛え上げられた「太もも」。金ヶ江さんの太ももは68.5cm!女性のウエストよりも大きいんです。

「レース本番では、雰囲気をガラッと変えて戦っています。是非見に来てください!」