干潟人(ガタビト) 小宮春平 (再)
有明海に広がる干潟で黙々と何かを探す青年。若干20歳の小宮春平(こみやしゅんぺい)さん。
現在大学1年生で、福岡県柳川市にある「やながわ有明海水族館」の館長を務めています。
あるときは1人で干潟へ。またあるは小学校へ特別講師として有明海の魅力を子ども達へ伝えています。
2017年夏、小宮さんは環境省のレッドリストで絶滅の危険性が極めて高いとされる「絶滅危惧ⅠA類」に指定されていた「ヒメモクズガニ」と「フタツトゲテッポウエビ」を発見しました。
“人間が認識しないと生き物もいない扱いになる”有明海のどこにどんな生き物がいるのかを見つけてそれが絶滅しないように次の世代まで残していくことが、自分が調査をやる義務であり、使命であると。
有明海に魅せられ、宝の海と呼ばれた有明海を夢見る、若き水族館館長の活動を追いました。
(2018年8月に放送した番組の再放送です)
(サガテレビ制作)
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