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アナウンサー

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鶴丸 英樹のブログ記事

2018.07.10

わたしの平成記⑨(平成9年)

平成9年・1997年

佐賀熱気球世界選手権が佐賀市で開催されました。

佐賀市での世界選手権開催はこの時2回目。

今より開催時期が遅く11月中旬に開幕しました。

早朝は寒かったことを覚えています。

“競技”と言われてもピンとこないという人も多いと思いますがバルーンはスカイスポーツ。

世界の強豪パイロットが集い最高峰の戦いを見せてくれました

 

 

この年、フジテレビが東京お台場に本社を移転。

建物のシルエットだけで どこの会社なのかがわかるお台場のランドマークです。

初めて出張で行ったときにはその大きさに圧倒されたものです。

 

 

さて、この年はスポーツで興奮した瞬間がありました。

『ジョホールバルの歓喜』です

初のワールドカップ出場を目前で逃したあの『ドーハの悲劇』から4年。

サッカー日本代表はワールドカップ フランス大会に出場すべくアジア最終予選に駒を進めました。

そしてマレーシアのジョホールバルで開催された運命のイラン戦。

文字通り、手に汗握る試合は2対2で延長戦に突入します。

当時は延長に入ると決勝点が入った瞬間に試合が終わる“ゴールデンゴール(Vゴール)方式”が採用されていたこともあって両チームが決定的なチャンスを逃すたびに心拍数が上がったものです。

 

そして歓喜の時がやってきます。

途中出場の“野人”岡野雅行選手が相手キーパーのはじいたボールをスライディングしながらゴールに押し込みます。

写真で見ると、こんな感じ(手を水平に広げています)

実況がアナウンサーがゴールを伝えるより早く普段は冷静な解説の清水秀彦さんが「やったー!!」と絶叫。

両手をあげて全速力でピッチになだれ込む岡田監督らスタッフ

今まで何度も繰り返し放送されてきた名場面です。

 

あれほど苦しんで手にしたワールドカップの出場権

その後、日本は6大会連続で本大会に出場します。

2018年ロシア大会でも下馬評を覆して決勝トーナメント進出を果たし私たちを興奮させてくれました

次こそはベスト8進出を

 

 

【平成9年のおもな出来事】

■神戸連続児童殺傷事件

■ダイアナ元英皇太子妃が交通事故死

■「たまごっち」がブームに

 

鶴丸 英樹
鶴丸 英樹
アナウンス歴は30年になりましたが日々勉強です。
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