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鶴丸 英樹のブログ記事
わたしの平成期⑬(平成13年)
平成13年 西暦2001年
21世紀に入りました。
子供のころは21世紀になれば“タイムマシーン”や“宇宙旅行”も当たり前のアニメや映画で見たような世界になるのかと思っていましたが科学の進歩はそこまで劇的ではなくあくまで20世紀の延長上で21世紀になりました。
ちなみに私は初めてDVDプレーヤーを購入した際にSF映画の金字塔とも言われるスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』のソフトを購入しました。
メインタイトル曲はR.シュトラウスの交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》誰もが一度は聞いたことがあると思います。
オープニングはこんな感じの映像です。
(おそらく太陽 木星 衛星が一直線上に並んでいるのでは・・・)
映像が素晴らしく1968年の段階でよくもこのような映画が作れたものだと感心しますが内容は、なかなか難解な部分もありその後一度も見ていません。
このブログに書いたのを機会に久しぶりに見てみようかな・・・・
さてこの年の春、私は「カチカチてれび」の2代目キャスターとなりました
夕方のニュースキャスターは経験がありましたが、情報番組は初めての経験。
『英樹が行く』というコーナーもできどんどん外にも取材に出かけました。
翌年からの「かちかちワイド」を含めて私は5年半キャスターを務めたのですが
偶然にも、ほぼぴったり総理大臣の就任期間が重なるのが小泉純一郎 元総理です。
マスコミをうまく利用した政治手法は“小泉劇場”とも呼ばれ数々の“小泉語録”を残しました。
私が最も印象に残るのは大相撲夏場所の表彰式で横綱貴乃花にかけた
「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」という言葉です。
多くの国民が抱いた感情を端的にストレートに表現したそれまでの歴代総理ではイメージできない挨拶でした。
小泉政権の功罪については今も様々な指摘がありますが記憶に残る総理であったことは間違いありません。
この年、世界的な出来事がありました。9月11日に起きたアメリカ同時多発テロです。
旅客機4機がハイジャックされうち2機はニューヨーク・マンハッタンにある超高層のツインタワー「ワールド・トレードセンター・ビル」に激突しました。
不謹慎な言い方かもしれませんが映画の1シーンを見ているようで現実とは思えないようなテロでした。
世界に衝撃を与えた事件でした。
【平成13年のおもな出来事】
■アニメ映画『千と千尋の神隠し』が大ヒット
■ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)開業
■大阪池田小学校殺傷事件
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