夏になると食べたくなるのが、そうめん。ですが、お中元で貰いすぎて余ったり「食べ飽きた～」なんて声があるのも事実。そこで、佐賀県のそうめん処・神埼市のそうめん組合の方におすすめの食べ方を聞いてきました。

脊振山系の水と佐賀平野で育った良質な小麦などで作られる神埼そうめんは、機械製麺で全国３位の生産量を誇ります。

その神埼そうめん、近年、売上は右肩下がりでしたが2019年は上がっています。その理由は、梅雨入りが、1951年の統計開始以降、最も遅くなったためです。

神埼そうめん共同組合の井上理事長によると、梅雨入りが遅くなった影響で売り上げが前年対比10%上がっているとの事。

神埼そうめん協同組合も売上増でうれしい悲鳴を上げますが…。

井上理事長からは、「そうめんが売れても『残念ながら残る』『どうやって食べたらいいの』という声も聞く。」と言う話が。

街頭インタビューでも「そうめんが余るときもあるし年によって違う」「暑い時にしか食べないからさっぱり食べたいと思ったらどうしても同じ味にしかならない」「満腹感は得られない」「そうめんと肉とかお腹にたまるようなものがほしい」という声が上がっていました。

そこで、食べ飽きないおススメの食べ方を神埼そうめん組合の井上製麺 井上敦子さんに聞きました。

豆乳を投入!まろやか豆乳つけ麺

スープの分量

めんつゆ(3倍濃縮) 50cc／みりん 50㏄
豆乳 150cc／水 200cc

そうめんを湯がき、混ぜ合わせたスープと豚しゃぶ、薬味を添えれば「豆乳つけ麺」の完成。

豚しゃぶには、時短の為そうめんを湯がいたお湯を使用。
子供用にはゴマとネギ、大人用はラー油をたっぷりかけるのがおすすめとの事。

洋風に変身!トマト風味そうめん

スープの分量

トマトジュース 100cc／めんつゆ(3倍濃縮) 20cc
バジルソース 大さじ1／料理酒 小さじ1
トマト 1/2個

トマトを刻み、スープと混ぜ合わせてそうめんと絡めて盛り付けます。大葉と鶏肉を添えれば「トマト風味そうめん」の完成。

鮮やかな赤に、大葉の緑が映えます。

バジルとトマトでさっぱり。鶏肉も入っているので食べ応えがあります。
子供は粉チーズ、大人は黒こしょうを入れるとアクセントになって更に美味しいそうです。

井上理事長は「冷蔵庫に残ったものでアレンジできるのではないかなと思うので、家族で楽しんで食べて頂ければありがたい。」と仰っていました。

そうめんを食べる機会が増える夏。アレンジして楽しく、おいしく、あなただけのそうめん見つけてみませんか?

「かちかちpress」内コーナー「旬コレ」7月24日放送分