帰ってきた流木 ~“負の遺産”で復興を~(再放送)
「流木が帰ってきた」。九州北部豪雨で被害を拡大させた流木。
それを活用した復興策を考えたのは被災者だった。
福岡・大分を襲った九州北部豪雨。被害を拡大させたといわれるのが、山から流れ出てきた「流木」。家を押し流し、街を飲み込んだ“負の遺産”を、あえて復興に使おうとしたのが、被災者の里川径一さん41歳。あさくら観光協会の事務局長を務め、ボランティアなどの経験豊富な里川さんが思い付いたのは、流木を使って、アウトドアなどに使用するウッドキャンドルをつくること。クラウドファンディングで資金を募り、全国から支援の声が届く中、妻の裕美さんは不安を抱えていた。
災害から5カ月後。復興を祈る火を灯すため、ウッドキャンドルに生まれ変わった流木が、被災地に帰ってきた。
(2018年1月に放送した番組の再放送です)
【テレビ西日本制作】
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