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2019.08.30

佐賀県建築士会に聞く 浸水復旧のポイント

2019年8月28日に佐賀県内に降った大雨の影響で、大町町・武雄市など多くの市町で浸水被害が発生しました。これから始まる復旧作業に向けて、大事なポイントを佐賀県建築士会に聞きます。

1.被害状況の写真撮影(片付けの前に)

  • 保険金請求や罹災証明の証拠に
  • 建物の外、内から撮影(メジャーをあてた写真がベスト)
  • 高価な家財道具は廃棄前に撮影を

2.被害状況を各所に連絡(片付けの前に)

  • 火災保険や共済
  • 賃貸住宅は家主に
  • 市町に「り災証明」の申請

3.ライフラインのチェック(片付けの前に)

  • コンセント抜き乾くまでブレーカー上げない
  • LPガスのホース抜けていないか
    抜けている場合はガス漏れしている可能性も。
  • 下水が詰まらず流れているか

4.片付けは家財から

  • 使えるものと使えないものを分別し部屋の外に搬出
  • 水を吸って重いものは無理せず複数人で
  • ごみ捨ては市町に確認

5.建物の基礎に水たまっていないか確認

  • 通気口などから床下点検

水が溜まっていたら…

  • バケツなどで水を排出
  • 床下が土敷きの場合は消石灰まいて消毒

6.室内拭き乾燥させる

  • 通風良くし室内乾燥(扇風機も有効)
  • カビ防ぐためエタノールスプレーなど使い室内拭く
※床や壁はがす際は最小限に

災害ごみ・災害ボランティアについて

現在、武雄市や大町町、小城市などで災害ごみ災害ボランティアの受付を開始しています。
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