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母娘5人で作る「穂州鯛しゃぶしゃぶ」その誕生秘話とは
全国で人気の「穂州鯛しゃぶしゃぶ」。鍋が食べたくなる冬の時期にぴったりです。実は「穂州鯛しゃぶしゃぶ」を販売している会社は玄海町にありました。代表の渡邉美保子さんに人気の秘密と穂州鯛の名前の由来について聞きました。
渡邉水産
玄海町にある渡邉水産。
玄海町の外津湾でタイやカンパチ、ハマチの養殖をしている会社です。
玄海町の外津湾でタイやカンパチ、ハマチの養殖をしている会社です。
渡邉水産は社長の渡邉美保子さんと4人の娘、合わせて5人の女性を中心に切り盛りしています。
渡邉水産では、養殖したタイを「穂州鯛」としてブランド化するとともにしゃぶしゃぶセットにして販売しています。
そして、そのしゃぶしゃぶセットが、地方新聞が約3万6000点から選ぶ商品のコンテストで九州・沖縄ブロックの1位になりました。
渡邉水産のしゃぶしゃぶは調理の手間をかけず、すぐに鍋に使えるようにタイを切り身にして真空パックで販売しています。毎日料理をする女性ならではの発想です。
鯛のかまで出汁をとった後、かまを出して好きな野菜など入れて軽くしゃぶしゃぶ。これで穂州鯛しゃぶしゃぶが美味しく頂けます。
鯛の身はぷりぷりして食べ応えがあります。
穂州鯛の主な販路はネット販売やふるさと納税の返礼品。穂州鯛のしゃぶしゃぶセットは冬の時期には1か月に約300セット売れるそうです。
※穂州鯛しゃぶしゃぶセット 4860円~9800円(税込)
※穂州鯛しゃぶしゃぶセット 4860円~9800円(税込)
「穂州鯛」の由来
気になるのが「穂州鯛」の名前の由来。
12年前に亡くなったご主人・穂州さんの名前から取ったそうです。
長女の志麻さんは「ブランド名にお父さんの名前を付けたり渡邉水産で働くようになって、亡くなってからの方が父と近くなったような気がする」と話します。
渡邉さんは「奥様方との視点が一緒で気持ちがわかるので新商品を作りやすい。お父さん(穂州さん)の名前というのが余計にうれしいし喜んでるかなって思う。こういう鯛があることをもっと知ってほしい」と話してくれました。
12年前に亡くなったご主人・穂州さんの名前から取ったそうです。
長女の志麻さんは「ブランド名にお父さんの名前を付けたり渡邉水産で働くようになって、亡くなってからの方が父と近くなったような気がする」と話します。
渡邉さんは「奥様方との視点が一緒で気持ちがわかるので新商品を作りやすい。お父さん(穂州さん)の名前というのが余計にうれしいし喜んでるかなって思う。こういう鯛があることをもっと知ってほしい」と話してくれました。
渡邉水産の課題は、「夏場に売れる商品を作ること」。そして「穂州鯛の販路開拓をする人材を育てること」です。
玄海町で育った穂州鯛。女性ならではの使いやすさもプラスした「穂州鯛しゃぶしゃぶ」は、鍋が恋しい冬の時期に全国の食卓に並びます。
玄海町で育った穂州鯛。女性ならではの使いやすさもプラスした「穂州鯛しゃぶしゃぶ」は、鍋が恋しい冬の時期に全国の食卓に並びます。
「かちかちpress」内コーナー「旬コレ」11月20日放送分
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