2010年6月
番組審議会だより(2010年6月)
期日
平成22年6月10日
出席委員
新井委員長・大原副委員長・井口委員・富吉委員・西依委員・林委員・水上委員
欠席委員
今泉委員・佐藤委員
審議番組
- 番組名称 ドキュメント九州『73歳 白球を追う~夢はチームメイトと共に~』
- 放送日時 平成22年5月8日(土)10:00~10:30放送
議事概要
6月10日、第465回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。
(番組内容)
鳥栖市の鎌田勝子さん(73)はソフトボールのクラブチーム「鳥栖エンジェルス」の監督。社会人女子野球で全国1になり、ソフトボールに転向してからは還暦を過ぎるまで現役を務めた。痛めた膝を抱えながら指導者としてグラウンドに立つ鎌田さん、夢は膝の手術を行い現役に復帰すること。(広報資料より)
委員の意見概要
- 全体的には飽きるところもなくよかったが、この監督を取り上げた理由が分かりにくかった。
- 前向きで情熱にあふれる主人公の人柄はよく伝わってきたが、膝を手術して現役に復帰したいというそこまでソフトボールにかける事情が見えてこなかった。
- ナレーションが優しく柔らかくてよかった。
- 情熱・涙・笑いといったいろいろな要素がとらえられていたが、主人公がどうして野球と出会ったのか、なぜソフトボールに一生懸命なのか、そうした点が分からなかった。人を描くときは手加減せずに取材すべき。
- グラウンドでの今、が中心で時間軸や距離感がなく人が描けていないため薄っぺらい。いい素材なのに通り一遍になっているのが残念。
- 野球人生が始まった理由、ソフトボールに転向した理由、家族の状況などといった数々の疑問が最後まで解けず想像するしかなかった。
- 部員の声など音声が細かく拾われ生かされていた。
- 主人公の日常がいまひとつ伝わらなかった。
- 主人公が現役に復帰した姿を見たい。
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