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2020.01.22

林業をささえる男前たち

太良町森林組合で林業を支える岩永大輔さん、坂口学さんをご紹介します。
お二人は同じ高校の先輩と後輩で、高校時代の生活指導の先生に林業を進められ、現在の道に進んだそうです。

最も危険な仕事と言われる林業。働き手が年々減少しており、高齢化も進んでいるそうです。
そこで、林業に理解を深めてもらい新たに働いていける若者を増やす目的で、いろんな技術や技を使って競い合う「佐賀県きこり選手権」が行われています。
そして太良町はこの大会で、現在3連覇中だそうです!

ここで問題です!

「佐賀県きこり選手権」で優勝すると、トロフィーが与えられます。そのトロフィーは、どんな材質で、どんな形をしているでしょうか。

正解は…材質は木。形はチェーンソーでした!

そして、「佐賀県きこり選手権」で優勝すると、JLC世界大会に出場することができるそうです。
大会では5つの種目の競技が行われます。

  • 伐倒
    標柱に接近するよう3分以内に伐倒
  • ソーチェン着脱
    別のソーチェンを装着
  • 丸太合わせ輪切り
    丸太を上下から切り出す
  • 接地丸太輪切り
    地面に接地している丸太を切る
  • 枝払い
    30本の枝を切り払う

今回はその中から、2つの種目を実践していただきました!
まずは岩永さん。丸太合わせ輪切りを披露!

岩永さんは納得のいかない様子でしたが、とても綺麗に切れています!

坂口さんには枝払いを披露していただきました。

早い!あっという間に切り終わってしまいました!
坂口さん曰く、切るよりも、枝を見ることが大事だそうです。

岩永さんに仕事へのこだわりを聞きました。

「山に感謝」
「自然の中で働くことはストレスがなく気持ち良いです。林業とチェーンソーに出会えたことこそが感謝なのですが、さらにこれから、200年の森をつくる夢を与えてくれた山に感謝しています」と仰っていました。

次に坂口さんに将来の夢を聞きました。

なんと「林業界のスーパースター」!!
「佐賀県きこり選手権では2回優勝していますが、全国大会ではありません。5月に青森大会があるので、ここで全国制覇を狙い、そして世界大会に出場しスーパースターとなり、林業が子どもたちのなりたい仕事トップ3になることが目標」と仰っていました。


多良岳200年の森

太良町では平成26年より「多良岳200年の森」事業がスタートしています。
国内では、人の手で育てた一般の森林では、樹齢200年を超えるものはないだろうと言われています。 樹齢200年を超えると、木材としての付加価値も上がり、水資源や洪水の緩和、災害防止につながることから町と一体となり取り組んでいます。

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