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2020.02.18

カササギの巣の剪定

停電事故防止とカササギの生態を保護のため九州電力が行うカササギの巣の剪定作業について解説します。

カササギとは…

​別名:カチガラス
生息地:主に佐賀県と福岡県南部の平野部
1923年国の天然記念物に指定
1965年佐賀県の県鳥に指定

カササギの巣の剪定作業

カササギは電柱や木などに1月から5月にかけ巣を作ります。
電柱の上に枝などを電柱の設備のすき間に枝を差し込んで作っていますが、材料は木の枝や針金など。

こういった長い枝や針金などが電線に接触すると、停電がおこる可能性があるため、九州電力は停電事故防止と、カササギの生態を保護するため、親が巣を作り始める12月ごろから、雛の巣立ちが終わる5月ごろまではなるべく巣を撤去せずに長い枝を剪定したり、針金などの金属を取り除いたりして停電を防止しています。

この取り組みによって20年ほど前は年間10件ほどあったカササギの巣が原因の停電がここ5年間は年間2件ほどに抑えられているといいます。

剪定作業の手順

  1. 安全を確認するためにその電線に電気が流れているかどうかを確認
  2. 安全対策で絶縁シートをかける
  3. ​長い枝の剪定や針金の除去を行う
崩れる可能性があるため慎重に作業しなければいけません。そのため、1つの巣に1時間かかるそうです。

カササギの巣を見つけたら…

電線に巣を見つけた方は、最寄りの配電事業所にご連絡をお願いします。
その際、電柱に記載してある電柱番号を伝えると、スムーズに現場に向かうことができるそうです。

  • 唐津配電事業所 0120-986-935
  • 鳥栖配電事業所 0120-986-936
  • 佐賀配電事業所 0120-986-937
  • 武雄配電事業所 0120-986-938
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