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波佐間 崇晃のブログ記事
地域に安らぎを
毎週水曜日に8月豪雨被災者の体験をお伝えしている「災害 私の記憶」。
先日私が取材させてもらったのは、大町町の「村山畳店」です。
畳職人、村山直(すなお)さん。
職人歴は42年。「人々の生活に安らぎ」を信条に畳を作り続けています。
村山さんが還暦を迎えた去年8月。豪雨が佐賀を襲いました。
村山畳店も床上浸水の被害に…
雨が引いた後も屋内に湿気が残り、来る日も来る日も畳を作れない日々。
再開したのは11月でした。それから村山さんは連日連夜、畳を作り続けます。
当時を振り返り村山さんは
「年内に畳がほしいっていうのがお客さんの希望やったけんね。
(年末年始は)畳の上で生活したいというのもあんしゃった。
畳をおさめて喜びんしゃったよ。やっぱり畳が良かぁと言って…。
そいば見た時は畳屋しよって良かったなぁって。畳を待っとる人がおるけんね」
村山さんが豪雨後に作った畳は500枚を数えます。人々に多くのやすらぎを提供してきました。
1日も早く、地域に本当の意味でのやすらぎが訪れますように…!!
1日も早く、地域に本当の意味でのやすらぎが訪れますように…!!
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