ライフ
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広げよう! 佐賀支え愛の輪
いろんな形で『大好きな佐賀』を応援しよう。
こんなときだから、みんなで。そして、できることから思いっきり。
新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な地域、事業者が傷ついたり、不安を抱えています。
佐賀は、人々の素晴らしいつながり、絆があり、大好きな佐賀のものを買ったり、食べたり、いろんなかたちで応援していく「佐賀支え愛」の活動が広がっています。
「佐賀支え愛」という言葉には、みんなで支え合い、困難を乗り越えていこう!という思いが込められています。
「佐賀支え愛」取組の事例
- 佐賀の農水産物や花、焼き物などの県産品の応援購入
- 医療従事者への寄付
- 団体・企業様からのマスク、アルコールハンドジェルなど物資の寄贈
- 県内での宿泊を応援する佐賀支え愛宿泊キャンペーン
佐賀支え愛サポーター、ついに100団体突破!
100を超える団体・企業が登録する「佐賀支え愛サポーター」。支え愛の活動を通じて新しいつながりや取組が生まれています。
ヤマト運輸株式会社 佐賀主管支店
主管支店長 永井 靖人さん / 営業企画課 係長 片渕 一星さん
地域で一番身近で愛される会社を目指しているヤマト運輸。昨年100周年を迎え、ここまで支えてくださった地域の皆さまのお力になりたいと、サポーター企業として活動を始めました。毎日たくさんの方にお会いするドライバーをはじめ佐賀県内の従業員935名全員が「佐賀支え愛」バッジを着用。皆さまのお困りごとに寄り添う気持ちを胸に県内を駆け回り、「支え愛」の輪を広げていきます。
「多くの方からスタッフへの励ましのお手紙などをいただき、大変感謝しております。皆さまの思いにお応えできるよう、サポーター企業の一員として活動に励みます。」
「支え愛」のこれまでの取組とこれからの展開
佐賀県 地域交流部 文化・スポーツ交流局 観光課
国内担当 副主査 牛草 智さん / 国内担当 副主査 中村 篤史さん
佐賀県民・九州域内の方を対象とした観光誘客キャンペーン「佐賀支え愛宿泊キャンペーン」第2弾が、10月22日から始まっています。県内の宿泊料金が、平日(日〜金曜)最大5,000円/人、土曜最大2,000円/人の割引となり、国のGoToトラベルキャンペーンも併用すると、大変お得に佐賀の旅を楽しめます。
また、屋外アクティビティをお得に楽しめる「OPEN-AIR佐賀割引キャンペーン」と、自宅にいながら佐賀を体感できるお取り寄せ品と産地を訪ねるオンライン体験をセットにした「SAGA TRIP PACK」の販売も同日にスタートしていますので、ぜひご利用ください。
さが県産品流通デザイン公社 加工食品販売支援グループ
副グループ長 楢﨑 政彦さん
さが県産品流通デザイン公社は、新型コロナの影響で売り上げが落ち込んだ農畜産業、水産業、食品製造業を応援しようと、8月7日に1万円均一産直サイト「佐賀1万円ショップ」をオープン。限定商品がいくつも完売するなど好調な売れ行きを見せました。9月15日には、佐賀牛や特上天然ウナギなど9つの商品が新登場。今後も佐賀のプレミアムなグルメをお得に味わっていただくべく、旬の県産品を追加していく予定ですので、プレゼントなどにぜひご利用ください。
佐賀県 地域交流部 空港課
副課長 松尾 剛勇さん / 空港利活用担当 主事 今泉 侑加さん
佐賀県は、航空便の需要が減少している全日本空輸株式会社(ANA)を応援する「SAGĀNA Project(サッガーナ プロジェクト)」を、九州佐賀国際空港の開港記念日である7月28日に始動。同日には山口祥義知事が機長に扮し庁内放送でANAへのメッセージを伝えたほか好評公開中の「星空の庭園」では、ANA機が佐賀の空に登場。10月4日「空の日」では、MADE IN SAGAのSAGĀNAロゴ入りマスクの配布や、県民の皆さまで、ANA機のお見送りを行いました。また、羽田空港で佐賀県の想いとしてANAへの応援メッセージを発信しています。
みんなでANAを応援しましょう!
佐賀支え愛 表彰式 ~活躍を称え合い、絆を深め、支え合って未来へつなげる力に~
県内でさまざまな催し物が中止や延期を余儀なくされた今年、県民の皆さんの活躍を称える表彰式についてもその機会が失われていました。
そこで、受賞のお祝いと感謝の気持ちを伝え、今後の活動を応援し、支え合って未来へつなげる力にしたいとの思いで、8月に「大臣賞受賞報告会」「佐賀支え愛 県民みんなの表彰式」を開催。
参加した皆さんで活躍を称え合い、絆を深め、笑顔があふれる素敵なひとときになりました。
「県民みんなの表彰式」で、「佐賀さいこう!魅力発信特別賞」を受賞された庖刃(ほうとう)工芸士の坂下勝美さんをご紹介します。
1943(昭和18)年兵庫県尼崎市に生まれ、現在はみやき町に工房を構える坂下さん。包丁研ぎ一筋54年で、これまで手掛けてきた包丁は22万本以上にのぼります。全国の名だたる料理人から絶大な信頼が寄せられ、研ぎの予約は2年待ちになるほど。昨年はNHK総合「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演され、その技術と信念が一層注目されました。
坂下さんは「受賞の連絡をいただいて驚きました。私は何か特別な発信をしてきたつもりはないですし、昔は研ぎ師といえば決して地位の高い職業ではありませんでしたから。包丁というものが表に出て、価値が認められるようになってきたことが本当にうれしいです」と笑顔を見せ、
「私がここまで来れたのは、やっぱり人のおかげ。今の時代、支え合いの大切さをますます実感しています。私は若い頃、いろいろな人に育ててもらいました。だから今は私が、若い方たちに教える番。今回の受賞が、もっと皆さんに包丁のことを知ってもらえるきっかけになれば」と話していました。
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