ピックアップ
pickup
ぼくの財布はどこですか?【筋肉王企画 Vol.142】
皆さんこんばんは、サガテレビ三階西側最強のバルク福田です。
告知というかお願いがあります。
「財布」を無くしました。
黒のプラダのミニ財布です。知ってる方いたら教えてください…
今思えば12月中旬から見てなかったです。まあ大丈夫だろうと思ってたので探してなかったですが、ここ最近「あ、マジでないやつ?」と思い探し始めましたが結局なかったです。
色々な思い出がある軽井沢のアウトレットで買ったやつだったので、ちょっと後悔が残ります…
まあこうなった以上、やつを再登場させるしかありません。
じゃじゃん、こいつです。
こいつは僕の財布人生で最も高く、そして最も思い出があります。
こいつとの出会いは4年前でした。
当時の僕は大学4年生で、就活に苦戦しておりました。
そんな中、色々努力し考えあぐねた結果、僕は一年間就活留年をすることに決めました。
「二浪一留」
この半端ないパワーワード、いや、キラーワードに包まれた人生が確定した瞬間、僕はなんだか不安になりました。
「どうしよう…」
留年を決めた瞬間、僕は就活中で新宿にいました。
何を思ったか、僕は新宿駅近くの高島屋に行きました。
更に謎なことに勝手に体が「ルイヴィトン」に入っていきました。
そして如何にも「巨大専門商社の営業本部長の息子」みたいな金持ちな雰囲気を醸し出して「次の財布何にしよっかな〜」的な顔をして財布を見てました。
すると、とても綺麗な女性の店員さんから「お出ししましょうか!?」と言われました。
留年ホヤホヤの僕は「なめられるまい!」と思い、「あ、しゃす」的な態度で財布を見せてもらいました。
ここで「やっぱりいいです」と断ったら店員さんから「なんだこの留年男は」と思われそうな気がしました。
(ヴィトンの店員さんは絶対そんなこと思いません!笑)
更に「金もないクソ大学生なのに、こんな良い財布を買ったら人生どんだけ追い込まれるんだろう?」とか「留年の身なのにこんな良い財布を持ってたら運気がやってくるんじやないか?」ととんでもない想像に至った僕は、
「あ、これ買います」と言ってこの財布を買うことにしました(笑)
店員さんも「おお、さすが巨大専門商社の営業本部長の息子さん」と勘違いしたことでしょう。
ただ、さすがに一括では買えなかったので、鬼の4回払いくらいで買ってやりました(笑)
普通のクレジットカードで買ったら「この一般人め、無理したな!?」と思われそうだったので、僕が通っていた大学のクレジットカードで買いました(笑)
そして僕は、留年ホヤホヤの身のくせに12万円のルイヴィトンの財布を手にしたのです。
帰りの電車の中で、ペラペラのミニ財布を開けました。
すると、たったの1,000円札が1枚も入っていませんでした。
そのときでした。
「あ、やっちまったな俺」
現実を突きつけられました。
そんなこんなで僕は実際に、この財布に見合う男になろうと、就活も筋トレも頑張りました。
そしてお陰様でサガテレビにも内定をもらえました。
と、このブログを書いててふと思い出したのですが、僕が黒のプラダの財布を最後に使った記憶があるのは、奇しくもちょうど1ヶ月前の新宿の高島屋の下のブルーボトルコーヒーだった気がします。
もしかしたら、このルイヴィトンの財布が「もう一回僕を使ってよ〜」と言っているのかもしれませんね!
しゃ!使ったるわ!お前をとことん使ったるわ!その代わり、たくさんお金と運気を持ってきてくれよ!
ということで、これからはこの財布と共に生きていきます。
ただ!!!黒のプラダの財布にはキャッシュカードと保険証と大量の領収書が入ってました…
仮にこの財布を拾った方、財布はあげます…でもキャッシュカードと保険証と領収書はサガテレビの福田宛に送ってください…
サガテレビ営業部 福田
鳥栖市生まれ、東京都育ち。( ※東京には大学5年しか住んでいません )
好きなタイプ:花山瑞貴さん
尊敬する人:青年実業家の吉田皓一さん
自慢のカラダのパーツ:「綺麗に生え揃った真っ白な歯」
将来の夢:東京支社長になって新宿のタワーマンションに住むこと
|
|