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鶴丸 英樹のブログ記事

2021.02.26

お宝映像の保存は大変

先日、資料室のモニターをたまたまのぞいてみると懐かしい映像が。

 

25年前の1996年に広島県で開催された国体取材の時の映像です。

いわゆる「顔出し」リポートを撮るためだけに船で宮島に渡り、厳島神社の鳥居をバックに撮影しました。

国体取材のプレス用の帽子を被り、マイクを宮島名物のしゃもじで隠しています。

私にとっては、とても印象に残っている取材です。

こちらはメーン会場 現在の「エディオンスタジアム広島」です。

のちに世界陸上の400mHで銅メダルを獲得する あの為末大選手が高校3年生で、400mと400mHでいずれも当時の日本高校新記録で優勝しました。

圧巻の走りでした。

 

 

さて、なぜ25年前の映像がモニターに映っていたというと 資料室のスタッフが当時の素材テープをサーバーにコピーしていたのです。

これまでに編集してニュースで放送した映像はすでにデジタル化されていますが、編集前の素材のテープがまだ倉庫に多数残っています。

テープが劣化し再生できなくなったり、再生するデッキが修理できなくなったりして手遅れになる前に作業が進められているのです。

 

ただこの作業が大変。

何しろ取材したスタッフがすでに定年退職というようなケースも多く 映像の内容や価値がよくわからないこともあります。

 

もちろん撮影した映像は貴重なものですが、そのすべてを保存するのはコスト的にも作業的にも無理です。

 

取捨選択をしなければならず悩ましいところ。

 

 

そこで今回のタイトルです。

 

 

私にとっては恥ずかしいながらも「お宝映像」ですが、果たして今後 この顔出しリポートがサガテレビの放送や配信で日の目を見ることがあるのか?

 

そんなことを考えながら まずはこのブログで活用してみました。

鶴丸 英樹
鶴丸 英樹
アナウンス歴は30年になりましたが日々勉強です。
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