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佐賀のユニークな道路標示・標識
車を運転する際、道路標示や標識を注意深く見てますか?今回は、佐賀県内ならではのユニークな道路標示・標識を紹介!そして、なぜユニークになったのか、その理由を解き明かします。
警察署前にあるバルーンの標示の謎
Q.佐賀北警察署前の交差点にあるバルーンの標示が表すのは何?
ウインカーの合図を早めに出すように求めるものなんです。バルーンの傾きで方向指示をはやめに出すように促しています。
2018年にできたもので当時、ウインカーを出すよう求める道路標示は九州では初めてだったそうです。
佐賀県と佐賀県警察が佐賀県民の運転マナーで気になる点について県外ドライバーにアンケートを取ったところ、佐賀のドライバーはウインカーの合図を「出さない」、「出すのが遅い」という意見が最も多く寄せられたそうです。このアンケート調査を受けてウインカーの合図を早めに出してもらうために、県内でも追突事故が多発している国道34号線が通る佐賀北警察署前の交差点をモデルとして設置にいたりました。
なぜバルーン(気球)のデザイン?
デザインは佐賀県をイメージしやすいもの、親しみやすいものがいいということで、県花であるクスの花やムツゴロウ、バルーンなどが候補に挙がりました。その中でも県民の認知度やバルーンの傾きで右折、左折をわかりやすく表示できることなどからバルーンに決定したそうです。
鳥栖ジャンクションにある標識の特徴
鳥栖ジャンクションは日本で唯一、四つ葉のクローバー型のジャンクションです。九州自動車道・長崎自動車道・大分自動車道・鳥栖の出口が接続している複雑な道路なので、3方向への分岐、さらに鳥栖の出口への案内をわかりやすく伝えるため、九州の高速道路で一番大きい道路標識が設置されることになったそうです。
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