今、最もリアリズムが盛んな国が日本とスペインです。千葉に2010年に開館した世界初の写実絵画専門美術館ホキ美術館と、スペイン・バルセロナに2011年6月に誕生した、具像と彫刻に特化したMEAM(ヨーロッパ近代美術館)の写実絵画を展示します。
これらの美術館は現代を生きる作家の作品を収集し一般公開するとともに、写実絵画のコンペティションを行い、若手作家の育成や援助など、同じ志を持って美術館活動を行う世界でただ二つの写実に特化した美術館です。
MEAMから選りすぐりの59作品、そしてホキ美術館を代表する54点を合わせ113点もの作品を展示します。